東京海洋大学 ガイドブック2024
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神しん鷹よう丸まる[986トン] 海うみ鷹たか丸まる[1,886トン]汐しお路じ丸まる[775トン]清水ステーション(静岡)一万平方メートルを越える占有海面は取水・排水権を有し、研究者が自由に海面を使用できる施設となっています。船舶や海洋構造物の防食・防汚性に関する研究、バラスト水処理装置の実海試験、海洋微生物電池の開発研究等を行っています。ウナギ・アユ・コイ・金魚等の温水性淡水魚を中心に飼育しています。水族病理学や水族養殖・育種学、食品生産学などに関連した基礎から応用までの幅広い実習と研究を行っています。最新の航海計器、観測機器を搭載し、南極海を含む世界中の海を行動範囲として、航海技術のみならず、水産・海洋に対する高度な知識と海上技術を身につけた学生の養成を行っています。また、漁業実習・海洋観測やマイクロプラスチックなど漂流物の観測を通して、環境の保全や、地球環境の変動など人類を含む地球上の生物に影響を与える事象の調査・研究に従事しています。海洋環境、海洋生物に関する実習と、養殖技術、海洋生物の研究を行っています。館山湾奥には支所があり、水泳・漕艇・操船・漁業・環境観測に関する実習を行う他、練習船の停泊地としても機能しています。操船や水泳、水圏環境に関する実習、新入生のオリエンテーション、フレッシュマンセミナー、クラブ活動の合宿等に使用されています。本学の全ての学部学生、大学院生等を乗船対象者として運航するために様々な工夫を施し、2021年10月13日に就航しました。先代汐路丸と青鷹丸が行ってきた船舶職員の養成、海技必修科目の実習、海洋環境観測等を引き継ぎ、最新の海洋環境観測設備類を装備して、海事産業の人材育成や研究機能を併せ持つ、海洋系総合大学の練習船として大いに活躍する練習船です。八ヶ岳山麓の敷地内にある大湧水の豊富な水を使い、ニジマス、ヤマメ、イワナ等の冷水性淡水魚類を飼育しています。生物生産や生物保全、さらに食品科学に関連した基礎から応用までの幅広い実験・実習を行っています。日本周辺から太平洋赤道海域までを航海し、水産・海洋に関する実習、海技教育などに取り組み、高度な海上技術者を養成しています。海中はもちろんのこと海底下までも調査できる最新鋭の観測装置を搭載しています。近年ではプラスチックゴミ等の海洋汚染の実態調査・研究にも従事しています。館山ステーション(千葉)富浦ステーション(千葉)大泉ステーション(山梨)吉田ステーション(静岡)練習船水圏科学フィールド教育研究センター

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