東京海洋大学 ガイドブック2024
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旧東京商船大学と旧東京水産大学の附属図書館の蔵書を継承し、海洋に関する古今東西の専門書を豊富に所蔵しています。また、電子 ジャーナル等の電子的コンテンツやツールの導入・維持にも積極的に取り組み、本学における学習支援及び研究活動に即した支援等、学術情報基盤の整備を継続して行っています。医師、看護師等のスタッフが中心となって、学生と教職員の健康診断や健康相談、メンタルヘルスのためのカウンセリング、簡単な疾病の治療、けがの応急処置、病院の紹介を行っています。大学の感染対策や実習に参加する学生の健康管理にも取り組んでいます。ネットワーク・サーバの管理、コンピューターを利用する教育・研究の支援を行っています。SINET(学術情報ネットワーク)を通じ外部と接続し、学内外との電子情報交換窓口としての役割を果たしています。本学では、一定の英語能力を学部4年次への進級要件として課しています(海洋生命科学部・海洋資源環境学部:TOEIC L&Rスコア600点、海洋工学部:CEFR B1レベル)。品川キャンパスに設置されたグローバルコモンには、英語学習のための各種教材を揃えるとともに、自習スペース(個人ブース20席、スピーキング練習用防音ブース3室)を設け、個人のレベルに合わせた学習環境を提供しています。また、英語学習アドバイザーによるサポートを行うとともに、グローバル企業や外国の大学研究室での現地研修に関する情報も提供しています。越中島キャンパスの附属図書館にも個人ブース3席がある英語学習スペースを設け、教材を充実させています。明治35年、旧東京水産大学の前身である農商務省水産講習所にできた標本室に始まります。本館は平成28年1月に改修し、海の生き物の標本や漁具などの展示を通じて、海洋生物や海と人との関わりを紹介しています。また、別館にセミクジラなど大型鯨類の骨格標本を展示している「鯨ギャラリー」があります。国の重要文化財「明治丸」と百周年記念資料館、明治丸記念館及び現存する日本最古の2つの天文台(第一、第二観測台 (登録有形文化財))等から構成され、「海洋立国日本」の歴史と文化を学ぶ場としての役割を担うとともに、越中島キャンパスに接する水辺やキャンパス内の緑が織り成す豊かな自然環境と融合して、地域に開かれた多様な文化交流の場の創出を目指しています。グローバル教育研究推進機構(グローバルコモン)マリンサイエンスミュージアム(品川キャンパス)明治丸海事ミュージアム(越中島キャンパス)附属図書館(両キャンパス)保健管理センター(両キャンパス)総合情報基盤センター(両キャンパス)施設紹介

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