金沢美術工芸大学 2025
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JapanesePang i nti018日本画で使う岩絵の具や膠など独特な画材は扱いに高度な技術を必要とします。1年次は基礎描写や鳥獣戯画の模写を通して日本画のものの捉え方や見方を学び、日本画の伝統的な画材を体得していきます。2年次は写生、下図、大下図、本紙制作という日本画の基本的な制作プロセスを学んでいきます。その過程で和紙の裏打ちや水張りなどの基本的な技術を修得します。また、伴大納言絵巻の模写を通し、古典のものの見方から日本画独特の造形や色彩を学びます。基礎描写精密描写古典絵画模写その他実習少人数制による細かな指導基礎表現技術古典基礎技術伝統的基礎技術課題制作その他実習1年次 講評会風景鯉基礎描写の風景1学年15人に対して5人の専任教員が1年次から指導を行います。3年次からは10名以上の非常勤講師も加わり、学生それぞれの独自の表現を追求していきます。また、毎年5月には全学年で信州に郊外写生研修に行きます。講評会では先輩方の写生を見ながら表現について深く学び、学年を超えて交流していきます。基礎描写 スルメとネギ基礎描写 鯉写生指導風景絹本課題 花卉郊外写生研修 写生の様子2年次 課題講評会風景着彩模写 伴大納言絵巻講評会の様子1年次2年次

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