Doctoral 054Program■ 美術工芸専攻大学院博士後期課程では、「芸術に関する高度な創造および表現の技術と理論を研究教授し、地域の美術工芸の深奥を究め、これを総合的に発展創造させ、自立して創作および研究活動を行うために必要な高度の能力を備えた美術家および研究者を養成すること」を目的とした研究制作指導・博士論文指導を行っています。s〈美術研究領域〉日本画油画彫刻〈工芸研究領域〉陶磁漆芸金工染織〈環境造形デザイン研究領域〉環境デザインヴィジュアルデザインプロダクトデザイン〈芸術学研究領域〉美学・現代評論現代美術領域制作・理論視覚文化研究・近現代工芸史日本・東洋美術史西洋美術史年2回公開の研究発表が行われるほか、「地域美術演習」、「造形総合研究」といった実技と理論を総合した学際的な科目も設けられ、学内外を研究の場とした比較的自由なカリキュラムのなかで研究が保証されています。博士後期課程の学生たちは国内外で活躍する作家、研究者でもあり、積極的に広く研究活動の場を求めています。1997年の設置以来、作家、デザイナー、研究者、国内外の大学教員など、精力的に活躍している73名の芸術博士を世に送り出してきました。
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