金沢美術工芸大学 2025
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063附属図書館は美術・工芸・デザイン関係の図書を中心に、国内外の貴重な画集や研究書の古典籍、江戸時代の和綴本、あるいは各地で開催された展覧会の図録が多く収集されています。また、美術の研究に供するため、東西の文学、歴史、哲学、宗教等の隣接分野の辞書、全集、研究書などの収書にも力を入れています。それらの多くが開架式で配架されており、何気なく手に取った本、目にした画集等の内容や挿絵だけでなく、装丁、フォント、その時代の印刷技術から創作のインスピレーションを得られるようになっています。また、図書等だけでなく、伝統工芸から現代美術まで、あるいは古典映画などの視聴覚資料も収集しており、館内AVブースで視聴することができます。専門性の高い図書館ですが、司書による図書館の活用や専門書の探索などのレファレンス機能があり、研究を進める時のサポートが得られます。また、学生同士で学ぶ時に使える学習スペースもあります。本学附属図書館は1946年金沢美術工芸専門学校の設立から歩みを始めましたが、新キャンパスに移転した現在も、これまでの多くの学生、研究者が学び研究した面影を今に引き継いでいます。附属図書館長 桑村佐和子 教授 (一般教育等)図書和書洋書雑誌和書洋書視聴覚入館者数貸出冊数市民登録者数(累計)2024.3.31現在2023年度124,945冊96,081冊28,864冊1,452誌1,301誌151誌3,380タイトル19,297人8,504冊1,259人万巻の書籍から、 ひらめく発想がある 附属図書館蔵書利用状況

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