Master’ss Program050■ 工 芸 専 攻■ 絵 画 専 攻■ デザイン専 攻■ 彫 刻 専 攻■ 芸 術 学 専 攻陶磁、漆・木工、金工、染織の4コースがあり、金工と染織はさらに2分 野に分かれ、6専 門 分 野で構 成されています。恵まれた環境のもと、技術的、造形的に、高度な研究ができるよう配慮されています。 実技・演習に重点を置きつつ、理論的造形思考を高めるために「工芸特論」、「地域文化論」をはじめとして10理論科目が開講されています。 常に伝統と現代を追求すること、素材に対する新たな挑戦が期待されています。現在は視覚デザイン、製品デザイン、環境デザインの3つのコースがあり、2026年度からはホリスティックデザイン、インダストリアルデザインの2つのコースとなり、現代社会とデザインの様々なテーマに即した実践的な演習が設けられています。また研究の深化には造形の基礎と展開及び方法論が不可欠であるという認識のもと、理論科目も用意されています。 博士後期課程への進学の道が開かれています。 修了後は、研究者、教育者、ディレクター、デザイナーとして活躍しています。日本画コース・油画コース・映像コースの3つの研究分野があります。「日本 画 制 作 」、「 油 画 制 作 」、「 映 像 制 作 」等の実 技 演 習を中 心にすえ、一 方で、「 絵 画 特 論 」、「 映 像特論」をはじめとして、「美術史特講(日本、東洋、西洋)」や「 美 学・芸 術 学 特 講 」など理 論 面でも充 実しています。絵画・映像の理論および技術をより専門的に探究するとともに、今日の表現にも目を向け、自由な発想のもと多様化する美術の展開に対応しています。彫刻コースでは、塑造、木彫、石彫、金属彫刻を、環境彫刻コースでは、インスタレーション、コンセプチュアルな創造、ジャンルを横断した造形に対応する制作を行っています。理論科目では、都市空間、公共空間、自然空間の中での立体造形について考察し、多様化する現代美術の展開についても思考を重ねています。伝統的表現技法を追求しつつ、自由な発 想のもと創 造の世 界を広げ個 性 的な作 品を生み出すことを目指しています。美学・美術史・工芸論を中心とする「視覚文化研究」、作品制作やキュレーション等の実践を伴う「現代美術研究」の二つの分野を置き、専門研究を行っています。 各専門の演習に加え、総合的・学際的関心を育成するための芸術学特論や美術系大学の特性を活かした美術技法研究なども設けています。 芸術が社会に果たす役割を考え、自ら問題を設定し、口頭発表や展覧会等による研究発表を重ねながら学術的で高度なレベルの論文執筆や作品制作に取り組むことを課し、理論と実践を兼ね備えた研究者・制作者の育成を目指しています。 修了生は、学芸員をはじめとして幅広く芸術の分野で活躍しています。
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