北九州市立大学 大学案内 2021
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近藤  卓也専門は行政法です。主に、国家の違法な活動によって損害を被った場合、国民はいかなるかたちで救済を求めることができるのかについて研究しています。重松  博之主な担当授業科目は、法哲学、法思想史です。研究テーマは、ヘーゲル法哲学(特に承認論)および現代正義論です。高橋   衛専門は会社法です。現在のビジネスは会社を抜きにして語ることはできません。この会社の組織・運営に関する様々なルールについて学びます。清水 裕一郎専門は民法です。現在は担保物権法、とりわけ動産担保(動産先取特権、譲渡担保、所有権留保など)に関する諸問題を中心に研究しています。法律学科のつづき津田 小百合専門は社会保障法です。社会保険や福祉などの分野で、法がどのように制度を構築し、そこで起こる問題にどのように対処するのかについて勉強します。土井  和重専門は刑法です。窃盗罪を代表とする財産犯の成立範囲、あるいは刑罰と和解や損害賠償との関係を分析することで、民法とは異なる刑法固有の役割とその限界について研究しています。中村  英樹日本国憲法13条「個人の尊重」規定が人権各論に及ぼす影響が長期的テーマです。最近は、メディア法、特に放送法に関心を持って研究をしています。二宮  正人私の専門分野は国際法です。授業では、国際法が現実の国際社会の中でどのような役割を果たしているのか、その現状と課題について考えていきます。福本   忍私の専門は民法です。中でも、いったん成立した契約をなぜ解除することができるのか?という根本的な問題に取り組んでいます。また、解除と危険負担の関係にも関心があります。専門は行政法です。行政法の実効的な実現について、行政と私人がどのような役割を担い、どのような手法が用いられるかについて考えています。水野  陽一刑事法全般に関心を持っています。「公正な裁判」とは何かという問題について、被疑者・被告人、被害者、社会全体にとっての利益を考慮し研究しています。 矢澤  久純民法を専攻しています。とりわけ、不法行為法を中心に、損害賠償について学んでいます。時効についても関心を持っています。林田  幸広社会を良くする(ハズの)法律が、実際にはどうなのかを見ていく法社会学が専門です。最近は、さほど「活躍」せずとも生きられる生き方に向けた法の役割をぼんやりと考えています。藤田   尚専門は刑事政策です。刑事政策とは、犯罪の原因を明らかにして、犯罪を無くすための政策を考える分野です。その中でも特に非行少年の処遇に関する研究をしています。堀澤  明生地域創生学類石川  敬之稲月   正地域共生教育センター(421Lab.)の教員を兼任しています。現場での実践活動を通じて、皆さんと一緒により良い地域のあり方を考えていきたいと思います。専門は社会学(都市社会学)です。生活困窮者支援や民族関係について社会調査をもとに研究しています。内田   晃多様なライフスタイルに対応する都市の将来像とその実現に向けた施策や制度について、主にクルマに依存しない公共交通利用促進の視点から研究を行います。片岡  寛之リノベーションまちづくりや市事業をはじめとした、まちなかでの各種実践活動を通して、これからのまちづくりに何が必要であるか、皆さんとともに考えたいと思います。小林  敏樹専門は、都市計画、まちづくり。まちなかの再生を中心に、交通、住宅、福祉、医療、子育てなど多様な視点から持続可能な地域、都市、まちのあり方について研究しています。坂本  毅啓社会福祉学に基づいて社会保障、介護福祉制度、福祉教育について研究をしています。また、地域の市民団体とともに、安心してくらし続けられるまちづくりについて考えています。佐藤  貴之最近は、教育システムに関して興味を持っています。情報システム開発を通して、いろいろな地域の人と有機的に関わることができるようお手伝いできたらと思います。寺田 千栄子学校におけるソーシャルワークについて研究しています。子ども達が安心して育ち、学べる社会づくりについて考えていきます。徳永  政夫「地域の健康」特にシニア世代・小学生・障がいを持つ方々の有効な運動とは何か?また、東南アジアを中心とした、野球の普及と技術力向上を考えていきます。西田  心平ボランティア活動論などを担当します。専門とする社会学の考え方を下敷きにして、こうした実践が背負っている歴史的・社会的背景とその可能性を追求していきます。廣川  祐司専門は法社会学です。住民が共同して地域環境を健全に保つための「ローカル・ルール(慣習法)」の近代法(特に所有権)との摩擦を解消するための方策を研究しています。深谷   裕専門は社会福祉学(精神保健福祉、司法福祉、ソーシャルワーク)です。多様な人々が安心して暮らせる社会のあり方を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。眞鍋  和博演習では、キャリア教育、ESD/SDGSなどを中心に教育の諸問題について取り扱います。演習実践では、主に高等学校と連携し探求学習の授業を計画し実践します。見舘  好隆南    博専門は若年者のキャリア形成支援。キャリア教育や産官学連携教育、インターンシップ、高大連携等、大学での学びと社会との接続を研究。地域活性化に向けた都市政策を研究しています。防災研究やスポーツ(ギラヴァンツ北九州など)・文化によるまちづくり等にも近年は取り組んでいます。山本  浩二専門はスポーツ社会学です。部活動と地域スポーツの関係性について研究しています。スポーツ活動を通じて人や社会がつながっていくことを目指します。政策科学科上條  諒貴現代民主政治の分析を専門としています。現在は、議院内閣制と呼ばれる制度の特性について、主に数理的な手法を用いて研究しています。坂本  隆幸主に、欧・米・日・豪・NZなど先進諸国における経済・福祉・社会政策と政治の比較分析、日本の政治経済、利他・利己的などの人間行動の要因を研究しています。申   東愛1.政策過程論(政策実施と評価)、2.環境政策、日本・韓国・中国の環境問題、3.ドイツ・アメリカの環境政策、4.公共事業と地域再生政策、5.環境葛藤の解決・社会合意形成田代  洋久主に経済的視点から地域の価値創出に向けた都市・地域政策が専門です。地方自治体等と連携しながら文化的資源を活用したまちづくり政策の研究をしています。田村  慶子東南アジア諸国の政治や社会、民族問題を研究しています。東南アジア諸国の独立や国民国家建設、地域協力について授業で皆さんと議論していきたいと思っています。中井   遼専門は比較政治学。特に選挙・政党間競争とナショナリズムの連関について、多国間データの計量的分析や東欧等の事例分析を通じて研究しています。楢原  真二地方自治体の公共政策やNPO研究を専門にしています。現在の主なテーマは、大都市(特に北九州市)の限界コミュニティ(限界集落化)の問題です。狭間  直樹行政学・社会保障論を専門にしています。公共サービス(特に社会福祉サービス)の民営化・市場化、非営利組織の公益性について研究しています。三宅  博之開発途上国の中でも「最貧国」といわれるバングラデシュの都市開発・都市環境問題、特に、ゴミ問題の現状、その解決について行政と住民、住民間の信頼関係の構築や環境教育といった社会配盧の視点から研究しています。森   裕亮地方自治論が専門です。最近は、アニメ聖地巡礼から婚活・恋活まで、幅広く地域づくりの方法を研究しています。地方行政や公務員の役割についても関心を持っています。横山 麻季子行政学が専門です。最近は地方自治体で実施されている評価制度や評価活動に関心を持ち、調査を行ったり、データを利用したりしながら研究しています。エネルギー循環化学科藍川  昌秀大気環境・大気汚染(粒子状物質、ガス状物質、酸性雨など)を、原因、生成・除去機構、濃度支配要因などについて、フィールド観測を通じ調査・研究していきます。秋葉   勇高分子や界面活性剤などの物質が、溶液中やそれ自身の塊の中で、どのように集まり、どのような性質を示すかについて研究をしています。朝見  賢二化学の力によって石油以外の多様な資源からクリーンエネルギーを製造し、効果的に活用するプロセスの開発を行っています。バイタリティーある学生を求めています。天野  史章エネルギー問題の解決を目指して、高効率な光エネルギー変換システムを開発するために、光触媒反応や光電気化学について研究しています。伊藤   洋土壌圏・地下水圏の環境修復技術を、特に市街地の汚染問題を中心に発生・機構から対策まで幅広く学びます。文明の基盤環境(土と水)を守る技術を共に考えましょう。今井  裕之地下資源やバイオマスなど多様な炭素資源を原料とし、高効率かつ低環境負荷な化学プロセス構築を実現するため、精密制御した新しい材料の開発を行っています。大矢  仁史循環型社会創生のためリサイクル技術開発とそのシステム化に関する研究を行っています。リサイクルの持つ環境や社会的側面を学ぶことができます。鈴木   拓無機酸化物材料を中心に、光触媒活性の高い薄膜デバイスや、新規無機酸化物光触媒開発を行っています。寺嶋  光春用排水処理装置の流動や反応のモデル化を通して、貴重な水資源を循環利用して環境負荷を低減するための教育研究を行っています。法学部のつづき地域創生学群国際環境工学部小池  順一従来の裁判制度では、裁判を起こすことのできる資格というものが決められており、この資格がない人は門前払いされています。この門の広さをもう少し広くできないかというのが研究テーマです。法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法大澤   津専門は現代政治理論、特に分配的正義論です。労働や社会保障、医療といった分野の政策について、そこから生じる社会的な利益と負担はどのように分かちあわれるべきかを研究しています。社基基基基基基基社基社基社社共戦戦戦戦戦戦環技環技環技環技環技環技環技環技環技※他の学部等の教員名に  があるものは、地域創生学群の兼任教員です。地戦戦戦戦074The University of Kitakyushu 2021

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