北見工業大学 2022 大学案内
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Case 01energy technologyエネルギー工学北見の周辺環境と密接に繋がり、実社会とリンクした研究アプローチは、まさに北見工大ならでは。あなたの暮らしや未来に関わる「なぜ?」「できたらいいな」を究める「最先端」の分野へチャレンジしています。それは、最北端×最先端の科学技術エネルギー総合工学コース■エネルギー総合工学コース■環境防災工学コース■先端材料物質工学コース■機械知能・生体工学コース■情報デザイン・ コミュニケーション工学コース■社会インフラ工学コース■バイオ食品工学コース■環境・エネルギー 研究推進センター■地域と歩む防災研究センター■オホーツク農林水産工学連携 研究推進センター■冬季スポーツ科学研究推進センターCourse7Center4Content11臭い臭いの低減での低減でディーゼル車のイメージアップ?ディーゼル車のイメージアップ?ラックやバスなどのディーゼル車の排ガスの気になる臭い。それは燃料の不完全燃焼により生成し、特に低温条件下におけるエンジン始動時に多く発生します。しかし、排ガスの「臭い」については自動車排出ガス規制の対象外。臭いの低減に関する技術開発は後回しにされがちです。とはいえ、ユーザーにとって排ガスの臭いも自動車の重要な品質のひとつ。そこで、北見工大では、エンジン始動時の燃焼改善による、排ガス臭気の低減の研究に取り組んでいます。研究では、エンジンを-25~-30℃の環境下に置き、噴射のタイミングや回数、量、空気との混合の割合などさまざまな視点からデータを収集し、つぶさに観察していきます。この研究は自動車メーカーとの共同開発で進めており、得られた成果はメーカーでのエンジン開発に役立てられています。将来的には、ディーゼルエンジンの臭い低減を含め、エンジンの始動性の向上、クリーンディーゼルのさらなる発展に寄与できるでしょう。臭気判定は個人の感覚によるところも大きく、明確な基準があるわけではありません。今後は、臭気を客観的に判断できるシステム構築も同時に行なっていきたいと考えています。トDIESEL ENGINEディーゼルエンジンの排ガス臭気の低減PROFILE専門分野は燃焼工学、内燃機関工学、微粒化工学。その中でもディーゼルエンジンの低温下での信頼性向上、ディーゼルPMのナノ構造解析、燃焼場のレーザ分光計測を研究テーマとする。研究は自らが行動することが大切です。北見工大の立地環境を生かせば、さまざまな取り組みを行うことが可能です。低温時におけるエンジン研究はまさに本学ならでは。自動車メーカーとの技術交流は、社会のニーズや現場を知る良い機会にもなっています。地球環境工学科 エネルギー総合工学コース林田 和宏 教授Special Research ReportKitami Institute of Technology44

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