北見工業大学 2022 大学案内
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Kitami Institute of Technology Special Research ReportCase 04medicine-engineering collaboration医工連携機械知能・生体工学コース脳の中がまるわかり!医療現場の       。脳の中がまるわかり!医療現場の       。とコンピュータをつなぐ技術、それはブレイン・マシン・インタフェース(BMI)と呼ばれ、SFの世界だけではなく現実の社会で新しいテクノロジーとして確立されつつあります。北見工業大学では、病院や医科大学と提携して体が不自由な方の生活を支えるリハビリテーション工学技術を開発することを目指しています。特に人間の大脳皮質でおきる電気的な変化(脳波)を計測してそれをリアルタイムに処理しながら、さまざまな装置を動かすBMI技術に力を入れています。大脳には手や足・肩・胴などをコントロールする場所があり、実際に身体を動かしている時とその動きをイメージしている時では、似たような脳波が発生します。運動の種類と脳波のパターンの相関データを蓄積し、脳波をリアルタイムで処理する方法を開発したことで脳卒中やジストニア、筋ジストロフィー症などの患者さんを対象者としたリハビリ機器・コミュニケーション支援機器を開発することに成功しました。こうしたBMI技術を基盤として、人間の脳・身体機能を解明することも目指しています。今後も、「人体の謎」を明らかにしながら、より多くの人がBMIを使用できるように、工学と医学のコラボレーションによる研究開発を進めていきます。脳BRAIN-MACHINE INTERFACEブレイン・マシン・インタフェースの開発とその臨床応用PROFILE2011年4月本学に赴任し、BMI技術や脳波・筋電図などヒトの身体機能を計測することを主に研究している。これまでに医工連携研究としてリハビリテーション機器の開発・研究に携わっている。専門分野は、リハビリテーション工学・生体医工学・神経生理学。肢体の不自由な方の生活の質を高める技術をつくること。それが研究の最大目標です。研究には医療現場との連携が重要となり、他分野を知ることが学生の視野を広げることにつながっています。地域未来デザイン工学科 機械知能・生体工学コース橋本 泰成 准教授未来が変わるCase 05advanced mechanical computing機械知能情報工学情報デザイン・コミュニケーション工学コースデータ解析で、        が動く!データ解析で、        が動く!論物理学や情報工学の見知から、地域住民の行動パターンを解析し、地域社会をより良くする研究を行っています。現在取り組んでいるのは公共交通。高齢化が進むローカル社会では公共交通網の整備が不可欠ですが、利用者の減少で存続が危ぶまれるバス会社が増加し、全国的な問題にもなっています。街の人口や施設の利用状況、住民の行動パターンなどを数理モデルに応用し、路線や運行時間の見直しを図ることで、公共交通事業の効率化と住民にとっての利便性を推し進めるのが研究の目的。研究成果はバス路線と運行状況がリアルタイムでわかるスマホアプリとして実用化され、地域社会の公共交通事業の推進に役立たれています。理IT AND SCIENCE FOR COUNTRY LIFE数理モデルを用いた地域貢献PROFILE専門分野はデータサイエンス、観光情報学、原子核物理学など。データから人間の行動パターンを解析し、地域社会に貢献できる研究を行う。研究していることを「面白い」と思って取り組むことが研究者に必要なスキルだと思います。いろいろなことに興味を持って、とことん物事を追求してみてください。地域未来デザイン工学科 情報デザイン・コミュニケーション工学コース升井 洋志 教授公共交通の未来46

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