神戸大学 農学部・大学院農学研究科 2017-2018
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生命機能科学専攻Agrobioscience29植物を取り囲む様々なストレス(気候、土、養分、環境汚染物質、病気や昆虫等)とそれに応答する植物の仕組み(細胞構造、シグナル、遺伝子等)を植物医科学、環境科学の視点から学び、農作物の健康の維持・増進、生命環境の保全に貢献する人材を育成します。農環境生物学講座昆虫は生物の中でも最も種数が豊富なグループです。加えて、農林業害虫やその天敵として、また農作物の花粉媒介の担い手として農業と密接に関わってきました。昆虫の多様性を明らかにし、害虫や天敵の生態、そして生態系での昆虫の役割について教育や研究を行います。昆虫多様性生態学前藤 薫 教授 ・ 杉浦 真治 准教授細胞は、タンパク質のリン酸化などによる分子形状変化や相互作用を通じて環境シグナル分子情報を細胞内に伝達しています。植物のもつ情報伝達機能制御メカニズムの分子レベルでの解明を目指した教育研究を行います。細胞機能制御学松岡 大介 助教環境物質科学環境物質科学研究室では、農薬、食品成分、環境汚染物質などの農環境に存在する幅広い環境化学物質の安全性や動態解析を目的として、遺伝子 工学、生化学、精密計測科学、ナノテク、植物生理学、植物環境科学、機器分析科学等の手法を駆使した研究活動を行います。今石 浩正 教授 ・ 森垣 憲一 准教授 ・ 乾 秀之 准教授多様な生命現象における「細胞の機能と構造」について、各種顕微鏡を駆使して得られる形態変化やエピジェネティックな遺伝子修飾機構に注目し、その分子機構の解明と社会への応用に向けた教育研究を行います。細胞機能構造学中屋敷 均 教授 ・ 池田 健一 准教授作物とその近縁野生種を対象として、集団の分化や種内多様性をもたらす遺伝子の同定や、種間雑種を利用したゲノム間相互作用に関与する遺伝因子の解析等を通して、新たな種や異質倍数体が成立する遺伝機構の理解を目指し、その成果の育種利用も念頭においた教育研究を行います。植物遺伝学宅見 薫雄 教授 ・ 吉田 健太郎 助教パンコムギ穀粒断面の走査電子顕微鏡像コムギ近縁野生種の穂パンコムギの超高密度連鎖地図さまざまな昆虫を飼育して、昆虫の形態や行動の進化、変態、休眠、内分泌、神経伝達、感覚受容、体内時計、光周性についての研究をしています。昆虫の特性と適応の意味を分子レベルで明らかにすることにより、害虫の防除や有用昆虫の資源利用の道を探る教育研究を行います。昆虫分子機能科学坂本 克彦 教授正常なカイコ幼虫(上)と断頭された個体(下)動物、植物、細胞、生体膜、タンパク質などを材料とし、遺伝子操作やナノテクなどを駆使して、環境化学物質の機能や安全性について研究しています。カイコの蛹(左)と巨大なサクサンの蛹(右)クマゼミの抜け殻

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