神戸大学 法学部案内 2018
11/16

 神戸大学法学部では、経済学部との共同企画カリキュラムとして、「法経連携専門教育(エコノリーガル・スタディーズ=ELS)プログラム」を実施しています。今日の社会では環境問題や知的財産、社会保障など、法と経済とが密接にかかわり合う問題が数多く発生するようになっており、その適切な解決のために、法学・経済学両方の知識と発想を備えた人材が求められています。社会からのそうした切実な要請に応じ、また、複雑な社会的課題に向かっていこうとする学生諸君の使命感に応えるために私たちが展開しているのが、法学と経済学の複眼的視点を備えた学生を育てようとするこのプログラムです。小人数クラス中心の多くの授業を用意しながら、我々は、法学・経済学の双方をきちんと勉強したいという意欲あふれる学生諸君を待っています(写真は、2014年刊行の教科書『エコノリーガル・スタディーズのすすめ』と、法経連携を履修する学生諸君が中心になって翻訳したキャス・サンスティーン『恐怖の法則』です)。参考ウェブサイト http://www.lab.kobe-u.ac.jp/iiss-els/http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641164321http://www.keisoshobo.co.jp/book/b186351.html法経連携専門教育プログラム 神戸は古くから海外との交流が盛んな都市であり、特にアジア諸国とは非常に緊密な関係を築いてきました。こうした歴史的伝統を受け継ぐ神戸大学において、法学部を含む社会科学系の学部が中心となって文部科学省の支援を受けて進めているのが、ASEANPlus教育交換プログラムです。ここでいうASEANPlusとは、ASEAN諸国や日本・中国・韓国に加えて、シルクロード構想で注目を集める中央アジア諸国やインド等を含めた21世紀のアジア全体の成長を包括するための新造語です。アジアの多くの国は現在でも大きな若年人口を有し、急速な経済成長を続けています。もちろん日本企業の進出も盛んであり、アジア全体の経済成長に貢献し市場拡大を推進することは、日本経済の未来に向けた最重要課題といっても過言ではありません。本プログラムでは、ASEANPlus諸国の有力大学との間で社会科学分野における教育交換を活性化することにより、アジア全体を1つのフィールドとして縦横無尽にビジネスを展開する能力をもった次世代型のネットワークリーダーを育成することを目的とします。具体的には、法学部を中心とした社会科学系学部で年間30名の学生をASEANPlus諸国の大学に派遣するとともに、それらの大学からも学生を年間約30名受け入れることを目指します。ASEAN Plus プログラム99

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る