神戸大学 法学部案内 2018
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 卒業後の進路としては、金融・保険や官公庁をはじめとする就職以外に、法科大学院に進学し、法曹(裁判官、検察官、弁護士)を目指すこともできます(過去3年間の進学者:87名)。以下では、各分野で活躍されている先輩方から、入学希望の皆さんにメッセージをいただきました。卒業生からのメッセージ法科大学院 法学部を卒業した後、さらに専門的な知識を身につけて実務法曹(裁判官・検察官・弁護士)になるためには、法科大学院を修了して司法試験に合格する必要があります。 法科大学院は、法律の基礎的な知識を有している人であれば2年で(法学既修者コース)、法律の勉強を新たに始める人は3年で(法学未修者コース)、修了できる課程です。法学部で法律を中心に学んだ人であれば既修者コースに、法学部では政治や国際関係を中心に学んだけれども法曹を志すのであれば未修者コースに、入学することをお勧めします。 神戸大学法科大学院では、新しい時代の要請に応える法曹を養成するために、絶えず教育内容の見直しを行い最新のカリキュラムを提供しています。2014年11月に実施する入試からは、法学部3年次を終えた段階で、卒業を待たずに法科大学院に入学できる「3年次飛び入学」を、未修者コースに加えて、既修者コースについても認めることとしました(3年次までに所定の単位を修得していること、そのうち一定数以上が「優」以上の評価であること、などが必要です)。早期に専門家への道を歩み始めたい人は、飛び入学のことを知っておいてください。 神戸大学法学部の教員の多くは、法科大学院でも授業を担当していますので、進学相談にも応じます。法律の専門家を目指す皆さんを教員一同お待ちしています。津久井進さん兵庫県立長田高校卒業。1993年神戸大学法学部卒業。1992年司法試験合格。弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所・代表弁護士。様々な弁護団に所属。主な著書「大災害と法」(岩波新書)、「Q&A被災者生活再建支援法」(商事法務)ほか。 私は兵庫県で弁護士をしています。弁護士登録をしたのは阪神・淡路大震災の起きた平成7年のことでした。現在、東日本大震災など災害の被災者への法的支援や、様々な事故の被害者の救済に取り組んでいます。こうした活動のきっかけは3つあります。ひとつ目は、大学の授業で「法」は人を救う道具だということを学んだこと、2つ目は、法律相談部での活動を通じて市民の悩みに寄り添う喜びを知ったこと、3つめは、阪神・淡路大震災の後に大学の震災サークルでボランティアに参加してもっと人の役に立ちたいと感じたことです。大学生活での経験は、時間が経つほどに宝物だと思う気持ちが強くなっています。神戸大OBであることは私の誇りです。神戸大学法学部の特長④多様に開かれている進路1010

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