神戸大学 法学部案内 2018
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 神戸大学法学部は、法学・政治学の内容を正確に身に付けることができるよう、授業を提供しています【表Ⅰ】。1年生や2年生の段階では、法学・政治学の各分野の基礎的な演習・講義を幅広く提供し、自分の適性を発見してもらい、3年生のときにコースを選択してもらいます。 【表Ⅰ】学年ごとの科目配当イメージ(2017年度) 神戸大学法学部では、比較的多人数を対象とした講義形式の授業のほか、その発展・補充を目的とした少人数の演習形式の授業が充実しています。少人数教育(初年次セミナー・1年次演習)小野博司 准教授 初年次セミナー・1年次演習は、大学生活を送るうえで必要な「ルール」を知るとともに、法学部で法学・政治学を学ぶために必要となる、基本的な考え方や技術を身に付けてもらうことを目的としている授業です。 授業の内容・進め方は担当教員に任されていますが、私が過去に担当した際には、最初に著名な法学者の入門書を講読し、「法とは何か」、「法律家が社会において期待されている役割はどのようなものか」を学んでもらいました。その後、グループごとに法曹の歴史や職務についての小レポートを学術ルールに則って作成してもらいました。わずか半年の授業ですが、「神大法学部生」としての基礎を身につける大切な機会になると考えます。講義による専門科目(民 法)窪田充見 教授 民法の授業は1年生の第3クォーターの民法ⅠAから始まります。民法Ⅴまでの8科目を2年半で学ぶことになりますから、ずいぶん多いですね。民法のルールには、契約や損害賠償、家族や相続といった日常に関連することが少なくありませんが、ずいぶん複雑な問題もあります。また、学生諸君にとってはまだ身近に体験していないことも多いでしょう。私の授業では、できるだけ学生諸君にとっても理解できる具体例を前提に、基本となる概念がどんなものなのか、どうしてこのようなルールがあるのか、それについてどんな議論があるのかということを説明していきます。わかりやすい授業を心がけているつもりですが、さて学生諸君はどう受け止めてくれていることでしょう。入門科目(実定法入門、法社会学入門、現代政治入門)演習科目(初年次セミナー・1年次演習、3・4年次演習)基礎科目(法解釈基礎、社会分析基礎)基本法律科目A(憲法、民法、刑法など)政治・国際関係論科目(政治学、政治文化論、国際政治経済など)法社会学科目(法社会学概論、応用法社会学)基礎法科目(法哲学、西洋法史、英米法など)基本法律科目B(商法、行政法、民事訴訟法、刑事訴訟法など)展開・発展科目(労働法、知的財産法、環境法など)国際法科目(国際法、国際機構法など)応用法律科目(応用憲法、応用民法、応用刑法など)科  目1年生2年生3年生4年生(詳細については、以下のURLより法学部カリキュラムポリシーをご参照ください。) URL:http://www.law.kobe-u.ac.jp/education-policy.html神戸大学法学部の特長② 充実した教育体制44

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