神戸大学 統合報告書 2020
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充実した修学・生活サポートの中での学び神戸大学では、他国の文化や社会を理解し、個性輝く人間性豊かな人材を育成するため、海外留学を促す施策を積極的に行い、学生の海外派遣数を確実に伸ばしてきました。また、多数の留学生を受けヒンダル・ジェシカ・アンオックスフォード大学東洋学部日本語専攻2年生。神戸オックスフォード日本学プログラムで1年間神戸大学に留学。 神戸大学での1年間はとてもチャレンジングで、自分自身が成長したことを実感しています。私は、オックスフォード大学で日本語を1年間学んだ後、昨年から神戸オックスフォード日本学プログラム(KOJSP)で日本語と文学部の専門科目を履修しています。私と日本語の出会いは、「Kawaii」という言葉です。最初はどこの国の言葉か知りませんでしたが、日本語であると分かってから、原宿スタイルや日本の文化に興味を持ち、大学で日本語を学ぶことにしました。留学先としての神戸大学や神戸のまちは素敵でとても気に入っています。来日直後は、神戸大学生のチューターによるサポートがとても心強かったです。 また、グローバルアクティブラーニングin広島では、KOJSP以外の学生や交換留学生と親睦を深めた他、広島平和記念資料館の訪問は非常に印象深い経験となりました。他にも1週間のホームステイを通した日本の家族とのふれあいは、忘れがたい素晴らしい思い出です。1年間の留学生活では、日本語の学習や慣れない外国での生活等の多くの困難を乗り越え、自分に自信を持てるようになりました。また、外国の文化への理解や外国で友達をつくることの大切さを認識し、将来、自分自身にとってとても役に立つ経験と能力を得ました。 日本やアジアの法律等に興味を持ったので、帰国後は、日本語だけでなく、専門分野として法律の勉強も頑張りたいと思います。入れるため修学・生活サポートも充実させてきました。しかしながら、新型コロナウイルスの世界的流行により状況は一変しました。ともすれば閉ざされた世界にこもりがちになるwith/postコロナ留学生HINDLE, Jessica Anne人育30

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