2018年度に使用した電気、ガス、重油等のエネルギーは約86万GJとなります。そのエネルギーによるCO2排出量は約3.39万トンとなります。エネルギーの使用量としては2017年度と比較して2.1%減少しました。また、エネルギー使用量を建物延床面積で割った単位面積当たりのエネルギー使用量についても、2017年度と比較して2.1%減少しました。これまで、全てのキャンパスで省エネに向けて努力してきており、今後も省エネ化推進を継続していきます。また、これまでも厳しい財政状況のもと、エアコンの更新やLED照明への転換等について、その必要性を学内外で訴えてきましたが、十分な予算措置を受けるには至っていません。引き続き、必要所要額の確保に努め、エネルギー削減に向けた整備を実施します。エネルギー使用量 主な11団地のCO2排出量及び単位面積あたりのCO2排出量に関しては2017年度と比較して微減となっています。 CO2排出量の削減について2004年度(国立大学法人化初年度)を基準とし、延床面積当たりで年1%削減を目指して、学生や教職員と一体となって取り組みを実施してきました。新たな教育研究活動に必要な機能確保(動物実験施設や化学実験施設の設置)、高度先進医療の推進(低侵襲等の先進医療、がん診療機能の強化、女性に優しい治療空間の提供)等の様々な活動によりCO2排出要因は増加しています。しかし、省エネルギー活動の推進等により、2018年度の延床面積(504,131㎡)あたりのCO2排出量(33,962t-CO2)は基準年より17.7%削減であり目標を達成しています。CO2排出量 マテリアルバランスとは、事業活動におけるエネルギー及び資源の投入量(インプット)と、その活動に伴って発生した環境負荷物質(アウトプット)をあらわしたものです。神戸大学では、3R(リデュース、リユース、リサイクル)活動の推進を環境マネジメントの基本方針とし、資源の消費量を減らすと同時に廃棄物を削減するよう、積極的に取り組んでいます。マテリアルバランス総エネルギー電気使用量都市ガス使用量重油使用量紙使用量上水使用量井水等使用量学生数(学部)学生数(大学院)学生数(附属学校)外国人留学生数累計学位授与者数(博士)教職員数外国の大学等との学術交流協定の締結数(大学間協定)外国の大学等との学術交流協定の締結数(部局間協定)11,5964,6601,4271,30310,7005,211170239人人人人人人機関機関861,93468,8284,1551.11195.16269.642168.444GJMWh千㎥kLt千㎥千㎥CO2排出量廃棄物(OA紙、新聞、段ボール、機密文書等)廃棄物(生ゴミ)廃棄物(可燃ゴミ)廃棄物(不燃ゴミ)廃棄物(粗大ゴミ)排水量33,962305.74.6526.30.1201.1404.274t-CO2ttttt千㎥※『環境報告書2019』の上水使用量、井水等使用量及び排水量値を修正インプット(2018年度)大学概要(2018年度)アウトプット(2018年度)エネルギー使用量楠六甲台1鶴甲1鶴甲2名谷深江明石、大久保、住吉1ポートアイランド3六甲台20100,000200,000300,000400,000500,000600,000900,000800,000700,00020142015201620172018(単位:GJ)CO2排出量合計原単位32,50033,00033,50034,00034,50035,00035,50036,50036,000CO2排出量(単位:t-CO2)2017年度1,746GJ/千㎡2018年度1,710GJ/千㎡2.1%減少2004年度81.94t-CO2/千㎡2018年度67.4t-CO2/千㎡17.7%減少503,76340,31026,73126,5477,5339,814239,79140,02326,04525,2157,40124,172482,855229,554885,878866,306890,869880,038861,934495,59642,08526,57526,0528,20427,531233,80517,87213,149493,82440,66025,42616,98912,96625,1888,32128,594228,070488,53939,58424,33815,81212,78624,4907,66127,175221,54950556560707580859020142015201620172018原単位(単位:t-CO2/千㎡)69.770.168.867.473.335,11236,15635,35434,68033,96217,74313,29817,79813,591(年度)(年度)64
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