神戸大学 神戸グローバルチャレンジプログラム2021
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コース参加者の体験談問合せ先2021年3月発行フィリピンUPLB農学英語コース 大学生になったら留学しようと思って入学した4月上旬、出会ったのがUPLB農学英語コースでした。そして、フィリピンで過ごした3週間は、私にとって、非常に刺激的で、有意義で、かけがえのない宝物となりました。 私がこの研修を通して、特に成長したと思うのは、次の2点です。 1つ目は、人前で自分の意見を英語で言ったり、プレゼンテーションをしたりすることへの抵抗感がなくなったことです。学外学修先の大学での英語の授業は、非常にパワフルで情熱的な先生方によって行われたのですが、とてもアクティブで、毎回さまざまなプレゼンテーションをする機会がありました。最後は、誰一人残らず、初めとは比べ物にならないくらい、はきはきと自信を持って、プレゼンテーションできるようになっており、3週間の成長を感じました。 2つ目は、英語学修に対する考え方が変わったことです。滞在期間中、現地の学生と交流する機会が多くありました。自分の将来や、社会との関わり方、自分の専門に対して、しっかり考えを持っている学生が多く、尊敬することばかりでした。私は、英語という言語を学修する目的でこの研修に参加しましたが、このような交流を通して、英語は単なるツールであり、自分の専門分野があり、他人に伝えられるものがあって初めて英語が生きてくるのだと学びました。 英語はどんどん使ってこそ上達できると思います。将来、自分の道ができたとき、世界中から情報を収集したり、世界中に発信したりできるよう、これからも英語の勉強を続けたいです。 (2019年度神戸GCP参加 農学部1年)イデアを完成させていくのかが主なテーマでした。私たちのグループは、「ヴィーガン弁当を販売するビジネス」と言うアイデアで話し合いを進め、最終的に、アイデアをうまくまとめることができ、ビジネスアイデアをかなり現実的に考えることができました。 2週間という短いプログラムかつオンラインでの実施ということで、実際に会うことに比べるとベトナムの学生との距離感は縮まりにくいとは思いますが、グループワークは楽しく、話し合いの間にベトナムの話や日本の大学の話など文化交流を行うこともできました。場所に関係なく様々な人と交流することができたので、とても良い経験になったと思います。(2020年度神戸GCP参加 経営学部3年)ベトナムサマースクールチャレンジコース ハノイ貿易大学 ※オンライン開講 私は、大学に入るまでベトナムに特別な興味があったわけではありませんが、大学1年生の夏にベトナムで1か月半インターンシップをしたことをきっかけに、この国が大好きになりました。その際に、FTUの学生にお世話になったこと、ベトナムの大学の授業に興味があり、自分の専門と関連のある授業内容であったことからこのプログラムへの参加を決意しました。 プログラムは、合計10日間で、2週間にわたって行われ、参加者は、様々な大学の日本人学生約10名とFTUの学生約10名で構成されました。今回は初めてオンラインでプログラムを行ったため、話し合いひとつにしても、言語の壁の前に通信状況の壁が立ちはだかるので、初めのうちはかなり時間がかかりましたが、数日もすれば慣れてスムーズに意思疎通を行うことができました。 プログラムの授業は、数分の小休憩を挟んだ、一コマあたり3時間で、内容はベトナムの文化や歴史に始まり、ベトナムの経済、起業家精神、ファイナンス、マーケティング、人的管理など多岐にわたって展開されました。また、グループワークが多く、自分たちで考えたビジネス案に、どのように授業内容を応用してビジネスアフィールドリサーチも興味深く、独自の観点から調査していてとても刺激を受けました。 1か月という短い期間でしたが、今回私がマレーシアで得たことは日本では決して得られないことばかりで、今回勇気を出してこのプログラムに参加して本当に良かったと思います。あまり海外というものに親しみのない私でしたが、これからも積極的に海外に行き、今回得た経験や教訓を活かして、将来海外で活躍できる人になりたいと思うようになりました。(2019年度神戸GCP参加 法学部1年)マレーシアフィールドワークチャレンジコース マレーシアでは、現地の英語学校で2週間英語を学び、残りの約10日間で現地企業訪問やフィールドリサーチを行いました。 英語学校ではアフリカ系や中国、韓国、中央アジア等様々な国籍の人々と一緒に学び、休憩時間やランチタイムなどで親睦を深め、一日の授業が終わると連れだってショッピングをしたり、映画を観に行ったりしました。それまで海外を訪れたことがなく、日本人以外の知人もいなかった私にとっては、他国の人々と接し友達になることで「日本人以外の人」と「日本語以外の言語」で話す障壁が完全に取り払われた有意義な時間でした。 後半のフィールドリサーチでは、私はマレーシアにおける宗教、特にイスラム教とキリスト教について調査しました。神学校や宗教施設、現地の大学を訪問し、話を聞くことで、この2つの宗教を含んだマレーシアの宗教事情は日本で事前に得た情報とは大きく異なるものであることがわかり、自分の足で現地を訪れ、自分の五感を使って事実を確かめることの重要性を強く認識しました。また、このコースの仲間が調べた、「マレーシアの言語」や「マレーシアのスポーツ」に関する※学年は参加当時stdnt-jimu-kgcp@oce.kobe-u.ac.jp

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