② 地震に備えて A 平常時 ア 学生間(クラス、クラブ、友人等)で折にふれ話し合いをしておく。 イ 広報誌等で知識を得ておく。 ウ 避難場所(グラウンド、広場等)、避難路を確かめておく。 エ 旅行等の場合は家族等に連絡しておく。 オ 非常用持出品を備えておく。 B 発生時 ア 学内 ・机などの下に隠れ身を守る。(余裕がなければ手近の本やカバンなどで頭を保護する) ・避難口を確保する。 ・火元の始末は速やかに、(コンセントやガス栓、タバコの吸いさしなど) ・室内サンダルなどで歩き回らない。(怪我をしないよう靴にはきかえる) ・窓ガラスや物品等の飛散に注意する。 ・屋外にいる場合は、速やかに建物、高い壁、階段等から離れ、最寄りの安全な場所で身の安全を守る。 イ オフィス街・商店街 ・その場に立ち止まらず、頭をカバンなどで保護して安全なビルや空き地へ避難する。 ・逃げる場所の判断を誤らない。(壁や自動販売機などから離れる) ・垂れ下がった電線には近づかない。 ウ 劇場 ・あわてて出口に殺到しない。 ・カバンなどで頭を保護し、座席の間に身を隠し、落ち着いて様子を見る。係員の指示に従い冷静に行動する。 エ エレベーター ・最寄りの階で止めて降りる。万一ドアが開かないときでも、脱出口から出ないで救助を待つ。 オ デパート・スーパー ・カバンなどで頭を保護し、壊れやすいもの、倒れやすいものから離れる。柱や壁際に身を寄せ、係員の指示を聞く。エレベーターは使わない。地震そのものの被害よりパニックなどによる人災が怖い。 カ 電車や地下鉄の車内 ・手すりや吊り革、座席につかまり姿勢を低くする。 ・途中で止まっても、非常コックを開けて勝手に車外に出たり、窓から飛び出さない。 ・乗務員のアナウンスに従って落ち着いた行動を取る。 キ 車を運転中 ・徐々に速度を落とし、道路の左側に寄せてエンジンを切る。揺れがおさまるまで車外に出ず、ラジオで情報を聞く。 ・車外に出るときは、ロックせずにキーはつけたまま。③ 風水害に備えて A 事前にラジオやテレビなどで気象情報の収集を。 B 停電に備えて懐中電灯やトランジスタラジオの用意を。 C 避難に備えて非常持出品の準備を。 D 車の使用は控える。− 24 −
元のページ ../index.html#32