神戸大学広報誌『風』 Vol.18
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森:今シーズンのチーム理念として「サッ森:「組織としての練度」です。練習や試自分たちが全部やらないといけない環境なので、1年生のときから責任のある仕事もしていました。今回のCFも、打合せなど含め全て学生で行っており、いただいたお金は大切に、できるだけ無駄のないように使おうと思いながら運営しています。カーを学び、サッカーから学ぶ」を掲げており、3つの価値観に、利他実績、凡事徹底、七転八起があります。私立の強豪校とは違って推薦もなく、自分たちの意思で入部を決めて、自主的に運営している部なので、プレーするだけでなく人間的にも成長しないといけないと考え、このような価値観を持って活動しています。合で100パーセントの力を出すのはも森:長期ビジョンである関西学生サッカーちろん、運営の面でも一人ひとりが当事者意識を持っているというところが、神戸大学サッカー部の強みだと感じています。リーグ戦の1部昇格を目指し、コロナ禍でも練習の機会を減らしたくないという思いから、CFに踏み切りました。普段は鶴甲第一キャンパスのグラウンドを使用していますが、兵庫県の対処方針に基づいて大学内のグラウンド使用が制限され、学外のグラウンドを使用することが増えました。そのため、後期リーグにおいて外部のグラウンドを借りる資金の補填として、寄付を募らせていただきました。行われますが、神戸大学サッカー部では学内の人工芝グラウンドは他団体との兼ね合いにより使用が限られています。土のグラウンドでは、パスの精度が落ち、トラップの練習ができない部分があるので、なるべく本番を想定した練習をするためにも、日ごろから外部の人工芝グラウンドを借りています。いと幹部で話していました。まず、学生団体でもCFを行えるよう大学に嘆願書を提出し、今年の春に制度が成立しました。そして、せっかくサッカー部が始めたことだから、先陣を切ろうかと。職員の方も協森:率直な感想としては、予想よりもは森:今シーズンは2部残留が最低条件で、力してくださり、何としても第一号を成功事例にしたいという思いがあったので、目標を達成できてとても感謝しています。るかに速いスピードでご支援をいただき驚きました。支援者の方には、若手のOBの方や親世代の方が多く、身近な方々の応援が大きいと感じています。皆様支援したいという思いを持ってくださっていると実感し、身が引き締まる思いです。来年以降は1部を目指してチーム作りをしていきます。運営面でも、これだけ応援してもらえる部なのだということを部員一同再認識できたので、OBの方や地域の方との企画を積極的に行い、部をもっと知ってもらう機会を増やして、より大きい部にしていきたいです。目指してこの部活に入って戦ってきました。神戸大学サッカー部もかつて1部で戦った歴史があり、昇格できる戦術、戦力はあるので、来年に向けてしっかりと基盤作りをしていきたいです。栗山:僕自身1年生のときから1部を|サッカー部の理念と3つの価値観について教えてください。|サッカー部の強みは何ですか?|CFに挑戦しようと思ったきっかけを教えてください。栗山:リーグ戦は人工芝のグラウンドで住田:CF自体は二年ほど前から行いた|サードゴール(200万円)も達成されましたね。改めて今のお気持ちをお聞かせください。|今後の抱負や目標を教えてください。13神大生の挑戦インタビュアー 学生広報チーム神戸大学サッカー部 https://kobeunivfootball.com/SHIBUYA Yui神大生の挑戦澁谷 優衣人間発達環境学研究科2年

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