神戸大学広報誌『風』 Vol.18
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演出家、脚本家神大OG・OB神戸大学演劇部自由劇場との出会いが演劇人生のはじまりです。自由劇場で何度か作・演出を担当して、自分が思い描く世界をみんなに演じてもらって、それをお客さんが観るということがとても楽しかったです。当時は仕事にしたいとまでは思っていませんでしたが、続けたいとは思いましたね。3年生のとき、大学の近くにある灘区民ホールのこけら落としを自由劇場が行うことになって、僕が脚本・演出をする〜神戸大学から世界へ〜キラリorry KINOSHITA新型コロナウイルスにより、異例の1年延期となった東京2020オリンピック・パラリンピック。東京2020パラリンピック開会式の演出を務めたのが、神戸大学教育学部出身の演出家・ウォーリー木下さんです。今回はウォーリー木下さんに、学生時代の思い出やパラリンピック開会式について貴重なお話を伺いました。|在学中に劇団を立ち上げられましたが、演劇やパフォーマンスとはどこで出会いましたか?かけを教えてください。また、立ち上げたきっW I WEHAVEWNGS141kaze Vol.181971年東京都生まれ。神戸大学教育学部卒業。在学中に劇団☆世界一団を結成。現在は sunday(劇団☆世界一団を改称)の代表で、全ての作品の作・演出を担当している。2003年には、映像や音楽を取り入れた言葉を発しない、ノンバーバルパフォーマンス集団 THEORIGINAL TEMPO のプロデュースを行い、エジンバラ演劇祭にて5つ星を獲得。手掛ける作品はジャンルレスで、ノンバーバル、ストレートプレイ、ミュージカル、2.5次元舞台と多岐にわたる。2021年には、東京パラリンピック開会式の演出を務めた。

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