神戸大学出版会 出版目録
2/2

1奥村 弘・村井 良介・木村 修二 編  2018年1月刊行 地域の歴史や文化を社会的に活用するにはどうすればいいのか…いま日本各地で取り組まれている大きな課題でもある。神戸大学では、阪神・淡路大震災を契機に歴史資料の保全や、自治体・地域団体とともに地域の歴史と文化を守り育てる活動を実践してきた。本書はその具体例を示しながら、魅力ある「地域」と「ひと」を創り出すヒントを紹介していく。■A5判・282p 定価2,530円(税込) ISBN:978-4-909364-01-22子育て支援と高齢者福祉高田 哲・藤本 由香里 編 2018年3月刊行 少子高齢化による急激な人口構造の変化に伴い、医療・介護・福祉サービスのニーズは一層高まっている。国民が安心して子どもを生み育てられる社会、豊かな老後を過ごせる社会の実現に向けた取り組みは多数実施されているが、必要な人に適切な情報は届いているだろうか。本書では、少子高齢化の要因と医療・介護・福祉の制度や課題、具体的な取り組みを示しながら、本当に必要な支援とはなにかを探る。■A5判・252p 定価2,530円(税込) ISBN:978-4-909364-02-93中塚 雅也 編  2019年1月刊行 農山村にある有形無形の資源をどう活かすか…。地域での実践や研究の「いま」を紹介し、大きな転換期にある「農」の現状と可能性を探る。■A5判・292p 定価2,530円(税込) ISBN:978-4-909364-04-34北後 明彦・大石 哲・小川 まり子 編  2019年3月刊行 災害で人の命を失わず、一人ひとりを守る安心安全な地域社会としていくためには、地域に潜む問題点を見つけ、その解決に向かって地域で協力していくことがより一層求められている。本書を通じて、災害時や復興過程において実際に何が問題となり、どのような社会の仕組みのあり方が地域で求められているのかを各地の実情にあわせて考え、ボランティアやまちづくりの実践的な取り組みにつなげてほしい。■A5判・248p 定価2,530円(税込) ISBN:978-4-909364-05-05働き方とイノベーション山口 隆英・鴨谷 香 編  2020年3月刊行 地方における魅力的な働き方の実現と、地域の活性化が大きな課題となっている現在、「地域で働く」ということを深掘りすることが必要である。本書は、地域における魅力的な働き方について整理し、働き方の選択を行う若者に、その情報を届け、そして、地域活性化を実現するために必要不可欠なイノベーションの理論と実践例を紹介する。■A5判・264p 定価2,530円(税込) ISBN:978-4-909364-08-1神戸大学地域連携推進室を事業本部として実施している「地域創生に応える実践力養成ひょうご神戸プラットフォーム」事業(文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+))における成果をシリーズ化して刊行。本書が主な対象とするアジアの市場経済化諸国は、植民地独立戦争で痛ましい犠牲を払い、北爆や内戦で残骸と化した農地で食をつなぎながら子孫を育て、いまやグローバル市場の外圧に翻弄されながら自立した規範秩序を作り上げていこうと努める国々である。そのような諸国の法整備に伴走する国際協力を通じて、日本の法と社会の抱える課題が、逆に映し出されてくるのであるヒートアイランド現象に関係した課題は、日本国内では2000年代から社会的に大きな関心を呼び、建築分野だけでなく、気象学、地理学などの分野の多くの研究者により研究が行われてきた。本書は、主として建築学科に学ぶ大学生、大学院生、すでに建築環境や設備の計画や設計に関連する技術分野に携わる方々などを対象としており、実際の都市における実効性を志向した教科書。■B5判・96p 定価1,980円(税込) ISBN:978-4-909364-07-4マンガを媒介(メディエート)する知!  かつてないほどに世界を覆い尽くしつつあるマンガ、越境して多様化し、拡散して多機能化しつづけるマンガ、変容するマンガを人文学の複眼的視点からアプローチする。2019年3月2日、3日に開催された神戸大学大学院人文学研究科70周年記念事業キックオフシンポジウム「「MANGA」―人文学研究の新展開―」の成果を刊行松田 毅・竹宮 惠子 監修 2018年7月刊行かつては安価で体にも害はない物質として、広く使用されていたアスベスト。しかし、それは長い時をかけて体を蝕む恐ろしい物質だった―アスベスト被害の実態、国や企業と闘った人々の姿を描いた『石の綿 マンガで読むアスベスト問題』(かもがわ出版)に、書き下ろしを加えた改訂版。さらに医療や補償、訴訟、リスクコミュニケーション、市民運動など、アスベストを巡る現状を解説したコラムも新たに収録しました。過去を知り、これからに備えるための一冊です。金子 由芳 編 2019年3月刊行ヒートアイランド対策に配慮した都市づくり竹林 英樹 著 2019年9月刊行-人文学の視点から-「だれのモノを、だれの言葉で語るのか。移動とは線条的な差異の痕跡をたどることではなく、領有と再領有の反復のさらなる繰り返しであり、そこで生じる折衝のあり方なのだ。」「記録のマテリアリズム」をテーマに2019 年11 月10 日に開催された国際合同シンポジウムの記録「本書の第一の特徴は英語・日本語二言語を併用する形で制作されている点にあるだろう。『日本からの視点』を英語話者にもわかる形で発信することには、実のところ、今日の人文学、とりわけ文学・芸術などを含めた文化研究が置かれた複雑かつ困難な状況が反映されている。」 神戸大学大学院人文学研究科において、過去4年に渡って継続して企画されたロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)東アジアの文化・言語学部日本・韓国セクションとの共同研究交流の成果をもとに刊行「母」とは何か。古代から現代まで、日本・西洋・中国における多様な「育てる女性」の役割、機能・表象を歴史史料や文学作品から浮かび上がらせる。母子関係のジェンダー差に注目し、「男性」である息子に「女性」である母がどのように関わってきたのかを考察した第一部、国家・共同体などの公的世界と「母」の関係を問う第二部よりなるGlobalizing World: Perspectives from JapanJapanese and Mexican Researchers―移動/移民とモノをめぐる日墨研究者による対話―小笠原 博毅 鋤柄 史子 編 2021年3月刊行大橋 完太郎 トーマス・ブルック 編 2021年3月刊行髙田 京比子 三成 美保 長志 珠絵 編 2021年1月刊行地域歴史遺産と現代社会農業・農村の資源とマネジメント災害から一人ひとりを守る■B6判・234p 定価990円(税込)ISBN:978-4-909364-03-6■A5判・328p 定価4,070円(税込)ISBN:978-4-909364-06-7■A5判・368p 定価3,080円(税込)ISBN:978-4-909364-09-8■A5判・128p 定価1,760円(税込)ISBN:978-4-909364-11-1■A5判・232p 定価2,750円(税込) ISBN:978-4-909364-12-8■A5判上製、344p 定価5,940円(税込)ISBN:978-4-909364-10-4アジアの市場経済化と民事法都市環境計画マンガ/漫画/MANGA前川 修・奥村 弘 編 2020年3月刊行終わらないアスベスト禍改定新版 石の綿法体系の模索と法整備支援の課題Materialism of Archive 記録のマテリアリズムA Dialogue on Movement / Migration and Things Between -グローバル世界における翻訳・媒介・伝達-Adaptation, Mediation and Communication of Otherness in a 他者をめぐる人文学〈母〉を問う母の比較文化史 シリーズ 地域づくりの基礎知識

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る