This is SHINDAI 神大生による等身大の受験アドバイス本
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網羅系 『チャート式』や『大学受験数学シリーズ』などの網羅型参考書を活用し、例題とその解法をマスターすることが重要です。一通り解く中で「確実に解けた問題」、「解答を見て理解できた問題」、「解答を見てもわからない問題」に大別し、それぞれにチェックをつけていきましょう。自分の理解度を考慮したうえで、「解答をきちんと書くのか」や「口頭で解法を確認するに留めるのか」などを工夫し、3周、5周、10周、…と納得いくまで反復を繰り返しましょう。 ◎おすすめ参考書 『チャート式』 神戸大の受験者は、一般に青チャートを使用している人が多いと思います。しかし、青チャートは幅広いレベルの例題が収録されており、解説も簡潔であるため、数学が苦手な学習者にとっては「使用しても成績の向上を感じにくい」参考書でもあります。 一度、模試の成績などを振り返り、黄色チャートや白チャートを使用してみてはいかがでしょうか。「神戸大を受験するのに、青チャート以外を使っても大丈夫なの!?」と思われるかもしれませんが、そんな心配はありません!特に、白チャートは基礎的な内容から丁寧に解説されており、数学に対する苦手意識を持ちにくい構成となっています。厳選された例題の解法を人に説明できるようになれば、大幅な成績アップを期待できます。 詳しい使い方は多くの人がYouTubeで紹介しています。是非、そちらをご参照ください。自分のレベルに合わせた網羅型参考書を使用して、数学と友達になりましょう! 問題集 入試本番を想定した時間設定を行ったうえで問題を解き、答え合わせをしましょう。わからない箇所は、教科書や網羅型参考書をもとに徹底的に復習すると良いと思います。二次試験直前には赤本を通して最終確認を行い、先生に添削を依頼して減点されない解答を目指しましょう! ◎おすすめ参考書 『クリアー数学演習Ⅰ・Ⅱ・A・B』 高校3年生のとき、最も愛用した数学の問題集です。数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの内容が48項目に分類されており、この1冊に受験数学の標準的な内容が網羅されています。様々な大学の入試問題が豊富に収録されており、直前期まで繰り返し活用することができます。 また、姉妹書として『スタンダード数学』や『メジアン数学』も出版されています。学校で配布された問題集を徹底的に使い込みましょう! 使い方 52

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