This is SHINDAI 神大生による等身大の受験アドバイス本
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受験を経験した筆者もそうでしたが、受験期は些細なことで心が揺れ動きます。そんな受験を間近 に控えた我が子へのサポート・声掛けは本当に難しい!どうしたらいいの?と悩んでいる保護者の方 もおられるのではないでしょうか。 この記事では、現役の神戸大生にアンケートをとり、受験期に保護者にしてもらってうれしかったこ と、嫌だったことをまとめてみました!また、神戸大生の保護者から、受験期を控えた子どもをもつ保 護者の皆さんに向けてのメッセージも載せています。 本当にたくさんの意見があったのですが、紙面上では全部紹介できないので、 その1. 励ましの言葉 どう励ましてほしいかは人それぞれだと思います。ただ、自分が志望校を諦めかけたときや模試の結果等でくよくよしているときに、我が子を信じているからこそ言える、根拠のない自信にあふれた言葉が、案外子どもの背中を押すこともあります。 その2. 干渉しすぎず、ただ自分を尊重してくれたこと 我が子を心配し、何かしらの選択肢を示したくなる気持ち、わかります…!でも、ただ見守ってくれることが、子どもにとってありがたいことであったりするのです。実際、「模試の成績について何も言わないでいてくれて楽だった」という声が多数見受けられました。そのように干渉しすぎず、自分の判断を信じて普段と変わらないように話しかけてくれることが、孤独や不安に襲われがちな受験生にとってはうれしかったりします。 その3. 食事・生活面のサポート 「風邪をひかないように、体に優しいものを作ってくれた」「夜などに軽食を用意してくれた」「塾の日は土日でも朝からお弁当を作ってくれた」といった回答が見受けられました。また、食事以外でも、毎朝起こしてくれることや、静かな環境をつくってくれること、塾の送り迎えをしてくれたことなど、勉強とは直接関連しませんが、このような何気ないサポートが、子どもにとっては大きな支えになります。 その4. 金銭的サポート この金銭的なサポートというのは、塾の授業料や参考書が多く挙げられていました。「お金のことは気にしないでね」という言葉のおかげで、より自分の受験勉強に集中できたという声が多く見受けられました。 よく挙げられていた5つを紹介したいと思います! ★保護者にしてもらって嬉しかったこと 91

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