留学を決心したきっかけは、コロナ禍を経験したことです。世界の出来事と日々の生活が直接繋がっていることを実感し、今度は自分自身が海外の生活や価値観を経験したいと考えるようになりました。英語プログラムの授業ではディスカッションの時間が多く、意見を自分の言葉で発表する機会もあります。授業を通して、日々英語を話す力が鍛えられています。プログラムには日本や韓国などアジアからだけでなく、中南米から参加している学生もいます。英語を通してさまざまな文化に触れることができるのが、このプログラムのよいところだと感じています。ホームステイ先は、フィリピンにルーツを持つ家族です。食生活はホームステイ先のルーツによってさまざまで、米を主食にした生活を送っている自分がアジア人であることを実感します。この感覚は、多民族国家カナダならではのものではないかと思います。海外には、そこでしか経験できないことがあります。迷っている人こそ、ぜひ挑戦してみてください。かけがえのない経験が、きっと手に入るはずです。私は現在、カナダのウィニペグというまちに3か月の語学留学に来ています。ウィニペグは、カナダのほぼ中央に位置するマニトバ州の州都で、人口75万人程のまちです。ウィニペグではホームステイをしながら、大学の英語研修プログラムに参加しています。 国際人間科学部グローバル文化学科3年 カナダ・ウィニペグ大学へ語学留学宮川凌太朗MIYAGAWARyotaro留学だより 21留学期間:2022/9-2022/12キャンパス風景本学へ来学し始め、グローバル教育センターは再び活気あふれる国際交流の場となっています。また、国内学生の海外派遣も本格的に再開され、オンラインおよび対面で部門スタッフが対応する留学相談には、4月から多数の相談が寄せられています。来年度からは、留学生とともに学ぶ国際共修授業や、留学準備や留学後の成果を生かすための授業も展開していく予定です。流動的な社会状況が続いてはおりますが、海外留学を通し、より多くの学生がかけがえのない体験を得られるよう、また希望を実現できるよう、今後も部門一同、精一杯支援していきます。左からP.W.フルゴネーズ特命講師、永井敦特命助教、林良子教授、 松本安代特命准教授、橋田力准教授̶国際ニュース̶本年4月から国際教育総合センターがグローバル教育センターに改組され、新たな部門として国内学生の海外派遣を担当する「海外派遣教育部門」が設置されました。外国人留学生教育を主に担当する「留学生教育部門」と密接な連携を取りつつ、派遣・受入の一元化を目指し、本学の国際化の促進を図っていきます。海外派遣教育部門には、林教授(部門長)の下、橋田准教授、松本特命准教授、フルゴネーズ特命講師、永井特命助教の4名の専任教員を配置し、短期海外派遣、海外インターンシップから長期の交換留学まで、全学のさまざまな海外派遣プログラムを、より有意義で効果的なものにするために、アイディアを出し合っています。今年度から、留学の成果を客観的に評価するためのツールであるBEVI(Beliefs, Events, and Values Inventory)日本語版を導入し、海外活動による異文化間コミュニケーション能力や価値観の変化を評価する試みも開始しました。今後の全学的な運用に向けて準備中です。コロナ禍が収束しつつある状況の中、多くの留学生が国際ニュース/ 留学だよりグローバル教育センター 海外派遣教育部門が新設されました
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