神戸大学 農学部・大学院農学研究科 2021-2022
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1年次2年次3年次4年次CURRICULUMカリキュラム1年生では生命科学の基礎を中心に学びますが、週に1回の農場実習といった体験型講義もあります。2年生後期からは専門的な学生実験が始まり、3年生ではそれに加えて年に4回の農場宿泊実習があります。3年生後期から各研究室に所属し、食料、栽培、園芸、分析関連の研究者にとって必要な専門的知識や技術を修得することができます。「あ、植物のことをしているんだなぁ」。応用植物学コースという名前を聞いて皆さんが思い浮かべるイメージはきっとこうでしょう。ほぼ正解なのですが、実際はもっともっとディープな植物の世界が広がっています。扱う題材は、日本が豊かに保有する森林や身近なイネ・野菜をはじめ、あまり馴染みのない熱帯果樹まで本当に様々です。その研究のあり方も、植物内での物質の動きの解明といった基礎的な研究や、実際に作物を育てる農家の人を想定した応用的な研究、里山の整備方法という地域社会と密接に関わる研究など一通りではありません。一見難しそうですがこの魅力の沼へと突き落としてくれるのは、やはり1回生から行う農場実習だと思います。それぞれに与えられた畑と木々を前にして責任を持って、おいしいぶどう、おいしい野菜を作る体験は誰にとっても格別です!その中で一緒に体を動かして、たくさん話をするので一瞬で仲良くなれます!どうあっても断つことのできない植物と人との関わり合いについて、共に学んでみませんか?12●高度教養科目●高度教養セミナー 農学部応用植物学●食の安全科学技術演習●食の安全科学実践検査学●卒業研究●国際植物防疫演習●園芸食品加工学●応用植物学各論●造園学●樹木学演習●高度教養科目●全学共通科目●学部あるいは学科共通科目●応用植物学コース科目●基礎教養科目●総合教養科目●情報科目●外国語科目●健康・スポーツ科学●共通専門基礎科目●初年次セミナー●食の倫理●緑の保全●実践農学入門●農場と食卓をつなぐ フィールド演習●資源生命科学入門I-II●植物成長生理学●樹木学●農場実習 I●兵庫県農業環境論●基礎教養科目●総合教養科目●共通専門基礎科目●実践農学●外国書講読●食用作物学●作物進化学●野菜園芸学●基礎植物生化学●森林生態学●産業資源植物学●植物育種学●果樹園芸学●園芸生理生化学●園芸栽培学●応用植物学基礎実験●高度教養科目●食の安全科学技術演習●食の安全科学実践検査学●English for Agricultural Science●熱帯有用植物学●植物育種方法論●花卉園芸学●園芸植物繁殖学●国際植物防疫演習●森林保護学●植物環境調節学●分子園芸植物繁殖学●応用植物学専門実験I-II●農場実習 II●造園学●樹木学演習2018年 応用植物学コース入学小切 壮仁魅力的で実践的な授業が多いです。在学生に聞きました神戸大学農学部に在籍する学生に、本コースを紹介してもらいました。INTERVIEWPICKUP応用植物学コースの醍醐味は何と言っても充実した農場実習です。1年生は第1,2クォーターの間、週に1回、バスで附属農場に行って野菜と果樹の栽培を実体験します。基礎学習と農場実習PICKUP2年生からは農学部でより専門的な講義や実験が始まり、頑張りどころです。3年生になると1年間に4回の宿泊実習があります。農場の宿泊施設にコース全員で泊まり込んで集中的に栽培に携わります。コースの絆も強くなります。専門実験と宿泊実習PICKUP応用植物学コースでは3年生の後期が始まるまでに所属研究分野を決めます。3年生の終わりまでに必要な単位数(必修科目を含めた98単位以上)を取得したら、いよいよ卒業研究の開始です。一人一人がテーマを決め、1年かけて研究を進めます。生産現場から先端バイオテクノロジー技術まで幅広く学ぶことが出来ます。卒業研究農場実習(ブドウの手入れ)学生実験(2年生)農学部※カリキュラムの一部を紹介しています。科目名は変更になる場合があります。

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