神戸大学 農学部・大学院農学研究科 2021-2022
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26農学研究科園芸作物の生産性と有用性を高めることを目的とし、環境ストレス耐性や機能性を備えた品種の育成と、光利用効率や作業性を高める施設栽培法の構築を行うことで、植物の機能開発と栽培のシステム開発に貢献する教育研究を行います。園芸生産開発学園芸生理生化学野村 啓一 教授植物遺伝資源開発学持続的食料生産を担うため、効率的育種プログラムの策定と新規育種素材の開発を目指し、植物遺伝資源の探索・収集・保存・評価・管理・利用に関する教育研究を行います。片山 寛則 准教授 ・ 山崎 将紀 准教授 ・ 吉田 康子 助教熱帯では乾燥した砂漠地域から多雨による洪水地域まで様々な環境で多様な植物が生育しています。それら熱帯植物の環境適応メカニズムについて、分子から生体レベルまでの幅広い視野で解明することにより熱帯有用植物の安定生産を目指した教育研究を行います。熱帯有用植物学東 哲司 教授 ・ 深山 浩 准教授 果物や野菜は、私たちの食生活を豊かにしてくれます。当分野では、文字通り「農場から食卓まで」の園芸作物の生理について、生化学的及び分子生物学的手法によって解析し、栽培管理、輸送、貯蔵技術の開発へつなげることを念頭に研究に取り組んでいます。 深水環境で栽培した浮稲 (両端)とアマゾン野生イネ (中央)野生ナシ遺伝資源食資源教育研究センターに研究室があり学生や大学院生が勉学に励んでいますイネの光合成測定(右)と遺伝子発現解析(左)ピタヤDNAシークエンサーによる解析LEDパルス光で生育するレタスドライフォグによるイチゴの養液栽培カーネーションの開花機構の解明(上)ストレス耐性レタスの作出(下)イチゴアレルゲンと抗アレルギー成分の研究(上)セントポーリアの葯培養(下)宇野 雄一 教授 ・ 金地 通生 准教授

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