神戸大学 国際人間科学部 2022
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10本学科では、多文化間の境界を乗り越えるグローバル共生社会を実現するため、高度な外国語の運用能力とICT教育に基づく情報分析力や発信力を駆使して、異文化間のコミュニケーションと相互理解を率先して推し進め、多文化状況、文化交流、文化摩擦等をめぐるグローバルな課題の解決への道筋を社会に発信する能力をもつ人材を養成することを目標とします。この目標を達成するために、「地域文化系」「異文化コミュニケーション系」「現代文化システム系」「言語情報コミュニケーション系」の4つの教育研究の柱を置き、これらの切り口から人間社会における多様なグローバルイシューを解決する糸口を探していきます。本学科が育成するグローバルな課題に関するリーダーシップを発揮できる人材は、現代社会の幅広い分野で求められています。卒業生の進路としては、海外展開の活発な製造業、マスコミ、情報通信業、金融業の他、外務省・経済産業省や各都道府県などの国家・地方公務員、JICA・兵庫県国際交流協会等の国際協力機関に加え、大学院進学等が考えられます。取得可能な学位:学士(学術)(Bachelor of Arts)地域文化系プログラム/異文化コミュニケーション系プログラム現代文化システム系プログラム/言語情報コミュニケーション系プログラム1本学科の軸となる4つの柱「地域文化系」「異文化コミュニケーション系」「現代文化システム系」「言語情報コミュニケーション系」、それぞれに対して教育プログラムを設定しています。各自の興味や将来の進路などの目的に応じて、教育プログラムの枠を超えた柔軟な授業の選択が可能です。2それぞれの専門的能力を、受入留学生を交えた国際共修授業はもとより、多彩な語学教育、長期の交換留学制度、国内外でのフィールドリサーチやインターンシップ等、多様なアクティブ・ラーニングを利用して修得できるカリキュラムを用意しています。さらに、3年後期から4年前期にかけて「グローバル文化特別演習」において指導教員のきめ細やかな指導により学修を深め、4年次に学修の総仕上げとして「卒業研究」を行い、卒業論文を作成します。3 選抜を経て協定大学に留学する交換留学プログラムでは、留学先で修得した授業の単位は神戸大学の単位として認定することができます。また、正規の留学中も、神戸大学に在学していますので、これらを上手く利用すれば、1年間の長期留学を含めても4年間で卒業することが可能です。Department of Global Cultures

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