神戸大学 国際人間科学部 2022
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11◎パレスチナ刺繍の伝統と変遷―刺繍からまなざすパレスチナ問題◎現代アメリカにおける政治的分極化の要因―党派性、アイデンティティ、ソーシャルメディアから見るメカニズム◎イギリス医師会の政治的主張と活動2000年以降のNHS政策を通して◎韓国における女性の軍隊への参加とその意味―軍事主義との関係◎電力システム改革の政治過程分析―震災以降の日本のエネルギー政策の検証◎平和構築における教育の役割◎東アジア地域主義を巡る国際関係―日本と中国の東アジア構想◎ドイツの国籍法改正におけるネーション理解の変化について◎『申報』広告欄にみる纏足と放足◎台湾における性的マイノリティ◎LGBT+をめぐるポーランド政治の課題◎若者に対する政治教育のアプローチ―ドイツと日本における模擬選挙プログラムの事例分析を通して◎タイ人シェフの職業生活世界について―神戸・三宮で働くタイ人シェフを例に◎是枝裕和監督作品における「父親」イメージ―『そして父になる』(2013年)の作品分析を中心◎水洗トイレのイノベーションと日本人の排泄観21世紀の世界に存在する多様な文化や価値観を地域別に研究します。また、そうした地域の文化や価値観がどのように形成され、持続・変容してきたのかを、さまざまな学問アプローチから捉え、比較的・相対的な視点から地域文化を理解する力を身に付けます。日本、ヨーロッパ、ロシア・スラブ、北アメリカ、中・南アメリカ、東アジア、東南アジア、オセアニアなどの地域研究社会経済のグローバル化に伴い、異文化間相互の分裂と統合が、国内および国境を越えて拡大しているという世界の動きを踏まえ、異文化間コミュニケーションのあり方を明らかにし、異なる文化が対話可能となるような方法を考察する能力を身に付けます。文化人類学、比較政治、国際関係論、科学史、比較文学近代的な制度や思考の枠組みが根底から揺らぐなかで、グローバルな規模で拡がる今日的な問題群に焦点を当て、現代世界を動かしている社会・文化のシステムを多角的に分析し、現代という時代について批判的に洞察する力を身につけます。社会思想史、社会学(ジェンダー、メディア、移民・難民、貧困)、法哲学、美学、表象文化論、美術史、舞台芸術論、芸術政策言語・感性によるコミュニケーションの可能性と問題点を発見し解析する能力や、ICTを用いた多彩な情報の収集・分析・発信に関わる能力を育成し、これらの研究成果をグローバルな課題解決に活用する能力を身に付けます。言語学、日本語教育、外国語教育、認知心理学、認知神経科学、非言語コミュニケーション、ITコミュニケーション、ソーシャルコンピューティング、情報科学、コミュニケーションデザイン◎ハンナ・アーレントの行為論―「複数性」の果たす役割をめぐって◎M・フーコーにおける(新)自由主義批判―「生政治」概念をてがかりに◎生成と秩序―カール・シュミットの近代批判・再考◎ジョン・ラスキンにおける芸術的観点からの社会批判と現代◎トーマス・ルフの作品における写真表現の可能性をめぐって◎NGOの協働と構造的弱点―現場の語りから考える日本とフィリピン貧困地域のNGOが直面している困難◎中国残留孤児に関する一考察―多様性/家族/ポスト・コロニアル◎スウェーデン福祉国家における極右政党の大躍進と移民問題◎日本の外国人受け入れ政策の考察―互恵的共生関係に向けて◎インドネシア文学の翻訳比較研究―『Laskar Pelangi』を例に◎二者間相互作用におけるシンクロニーに話者特性が及ぼす影響◎課題非関連な恐怖刺激への注意捕捉◎人生の視野を広げるための集合知によるルート検索◎集合知を利用したレシピの食感テクスチャー表現の研究◎宝塚はジェンダーロールを誇張するか―『ロミオとジュリエット』の日本語訳とその舞台化◎日本人の英語の可算名詞・不可算名詞の間違いから見た英語教育◎スポーツ選手の第二言語習得に見る学習ストラテジーについて◎海外における日本アニメの受容に関する比較研究

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