神戸大学 国際人間科学部 2022
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6Global Studies ProgramGSPグローバル・スタディーズ・プログラム(GSP)とは、実体験を通してグローバルイシューについて学ぶことを目的とし、本学部生全員が海外研修とフィールド学修に参加する実践型教育プログラムです。国内外の多くのフィールドで実施される個別プログラムへの参加を通じて、グローバル社会の課題解決を目指して多様な人々と協働し、その中でリーダーシップを発揮していくために必要な力を自らの中に育てていきます。*2020年度~2021年度上半期は新型コロナウィルスの感染拡大のため、オンライン海外研修や海外代替要素のある国内研修によってプログラムを実施しました。3GSPGSPでの学修を支援するために、GSPオフィスを設置し、オリエンテーション・リフレクション、渡航ガイダンス、危機管理オリエンテーション等、きめ細かい情報提供と学生の主体性を引き出す指導をしています。GSPGSPは、事前学修、GSコース(海外研修とフィールド学修)、事後学修の3つのステージで構成されます。1「グローバルイシュー概論・演習」を通じ、文理の境界を越えた様々なグローバルイシューについて学びます。そこで培った自らの興味・関心にもと づき、学生自身がテーマ設定をして、海外、国内の「現場(フィールド)」 を選択します。フィールドで実際に様々な人々と出会い、協働することを通して、より広い視点から自らのテーマをグローバルイシューとして深化させ、その解決を模索します。2GSPでは、研修の期間、内容、フィールド学修の場所によって、「実践型」 「研修型」「留学型」という3つのグローバル・スタディーズ・コース(GS コース)が設定されています。学生は、自らの学修計画に応じて、一つのGSコースを選択し、さらに各コースのもとにある合計100を超える個別のプログラムの中から、自分が取り組むグローバルイシューに最も適したプログラムに参加します。事前学修グローバルイシュー概論代表的事例の現状と解決策を専門的見地から学修グローバルイシュー演習アクティブ・ラーニングを通じて具体的な事例を学修オリエンテーション自らが取り組むグローバルイシューに関する具体的な課題を設定コース選択海外スタディツアーまたはインターンシップ国内で学修した専門的知識を海外の現場で応用し、その地域の人々と協働しながら実践的にグローバルイシューに取り組みます。海外語学研修またはサマースクールと、国内フィールド学修海外での語学研修やサマースクールに参加し、国際的な視野を獲得すると共に、日本国内でフィールド学修を通じて、比較文化的・多元的な視点からグローバルイシューに取り組みます。交換留学または中期留学中長期に亘って海外に滞在し、専門的知識を修得すると共に、現地でフィールド学修を行い、グローバルイシューに取り組みます。3つのGSコース実践型研修型留学型(注) 個別のプログラムへの参加費用や必要となる保険加入等は自己負担となります。海外研修に係る学生の 経済的な負担を軽減するため、神戸大学の助成制度や日本政府の支援制度を活用することができます。Global Education

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