●リサーチアシスタント（RA）制度 大学院での研究支援体制の充実、および、若手研究者の養成を目的として、優れた博士課程後期課程の学生を研究プロジェクトの一員として研究に従事させるリサーチアシスタント（RA）制度があり、最近の実績で年額25万円程度が支給されています（2020年度28名）。また、他機関からの後期課程入学者については優先的にリサーチアシスタントに採用されるSRA制度があり、年額で入学金相当が支給されています（社会人学生は対象外）。●学生寮 遠隔地のために自宅から大学までの通学が困難であり、また経済的理由から民間のアパート等に入居が困難な場合には、書類選考を経て神戸大学学生寮への入居を認められる場合があります。修学支援制度●奨学金 独立行政法人日本学生支援機構の奨学金とは、経済的理由で修学が困難な優れた学生に学資の貸与を行い、また、経済・社会情勢等を踏まえ、学生等が安心して学べるよう、「貸与」または「給付」する制度です。「貸与型」奨学金には利子の付かない第一種奨学金と、利子の付く第二種奨学金があります。これらとあわせて入学時の一時金として貸与する入学時特別増額貸与奨学金（利子付）があります。「給付型」奨学金は経済的理由で大学等への進学をあきらめないよう、2020年4月からスタートした制度です。世帯収入の基準を満たしていれば、成績だけで判断せず、しっかりとした「学ぶ意欲」があれば支援を受けることができます。また、給付型奨学金の対象となれば、大学・専門学校等の授業料・入学金も免除又は減額されます。日本学生支援機構奨学金の採用状況年度区分申請者数全採用者数給付採用者数第一種採用者数2019学部6059422大学院博士課程前期課程393939大学院博士課程後期課程7772020学部124885119大学院博士課程前期課程373735大学院博士課程後期課程555●奨学金の返還免除 大学院において、日本学生支援機構の第一種奨学金の貸与を受けた学生で、在学中に特に優れた業績を挙げたと認められる者に対して、貸与期間終了時に奨学金の全部または一部の返還が免除される制度があります。日本学生支援機構奨学金返還免除の実施状況年度区分対象者数申請者数機構への推薦者数全額免除者数半額免除者数2019大学院博士課程前期課程452416212大学院博士課程後期課程322112020大学院博士課程前期課程3717126月中旬頃6月中旬頃大学院博士課程後期課程5536月中旬頃6月中旬頃●授業料・入学料の免除 経済的な理由によって授業料または入学料の納付が困難で、かつ、学業成績が優秀な者については、前期（4－9月）または後期（10－3月）ごとの申請に基づき選考の上、授業料の全額又は半額が免除される制度があります。授業料免除実施状況年度区分学期在籍学生数神戸大学授業料免除免除者計高等教育の修学支援新制度※免除者計2019学部前期688102後期685100大学院博士課程前期課程前期26268後期25767大学院博士課程後期課程前期6125後期59242020学部前期7005045後期6973348大学院博士課程前期課程前期24058後期23761大学院博士課程後期課程前期5521後期5523※新制度は2020(令和2)年4月より開始、対象は学部生のみ。37
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