神戸大学 大学案内
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神戸大学の教育の特徴Characteristic of Kobe University Education 1. クォーター制神戸大学のクォーター制は、前期・後期の授業時間をそれぞれ半分に分け、各8週で授業を行う制度です。週1回又は週2回8週の授業による集中的な学修を可能とするとともに、学生が特定のクォーターを「ギャップターム」として設定し、短期留学や海外インターンシップ等の学外活動に参加しやすい環境を提供しています。4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月前期後期第1クォーター第2クォーター夏季休業第3クォーター第4クォーター春季休業授業授業授業授業2. 神戸スタンダード神戸大学では、全ての学生を、自ら地球的課題を発見し、その解決にリーダーシップを発揮できる人材へと育成するため、全学部学生を対象とする教養教育において、神戸大学の学生が卒業時に身につけるべき共通の能力を「神戸スタンダード」として定めています。この「神戸スタンダード」を全学部生が身につけるため、主として1・2年生が学修する「基礎教養科目」及び「総合教養科目」を設けています。また、1・2年生だけでなく専門分野を学んだ高学年も対象とする科目として、「高度教養科目」を設け、4年間を通じて学ぶ教養教育のカリキュラムを提供しています。3. 初年次セミナー新入生を対象とする導入教育として、1年次第1クォーターに全学部生を対象とした「初年次セミナー」を開講しています。初年次セミナーでは、新入生が教員や他の学生との対話を通じ、各学問分野において大学生として必要となる自律的な学びの姿勢を育むことを目的としています。また、初年次セミナーの全学部共通の部分については共通教材『神戸大学へようこそ!』としてまとめ、神戸大学で学ぶに当たって必要な大学の情報やカリキュラムの構成、ルールやマナーなどについてわかりやすく解説しています。神戸スタンダード神戸大学全学部生が卒業時に身につける共通の3つの能力協働して実践する能力高度教養科目専門性や価値観を異にする人々と協働して学際的な課題を学ぶ複眼的に思考する能力基礎教養科目専門分野以外の学問分野について基本的なものの考え方を学ぶ多様性と地球的課題を理解する能力総合教養科目多様な文化、思想、価値観を受容し、グローバル・イシューを学ぶ3、4年次の教養教育1、2年次の教養教育Kobe University14

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