神戸大学 大学案内
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国際教育International Educationホームページhttp://www.iphe.kobe-u.ac.jp/kobe-gcp/神戸グローバルチャレンジプログラムは、1つのクォーターや長期休暇を「チャレンジターム」として設定し、その期間に学生が海外のフィールドで学修活動を行うプログラムです。このプログラムに参加すれば、国際的なフィールドで行う学修活動を通して、グローバル人材として必要な「課題発見・解決能力」とは何かを直接感じ、またその必要性に気づくことができるでしょう。そして、そこでの気づきは、その後大学での学びを深めたり、海外留学等さらなる国際的な活動にチャレンジしたりするきっかけになるでしょう。2021年度は、アジアや欧米等、海外現地で活動するコースに加え、オンラインや国内での活動によって海外体験の導入を図るコース等、18コースを開設予定です。これら多種多様な学外学修コースにおける学修成果は、総合教養科目「グローバルチャレンジ実習」として単位が授与されます。大学最初のチャレンジ~異文化を体験しよう!神戸グローバルチャレンジプログラムインターンシップ型 【2019年8月31日~9月28日 法学部 1年】体験談インターンシップチャレンジコース(モンゴル)01私は4週間、モンゴルの新モンゴル高専の日本語クラスで日本語教育の指導補助のインターンを行いました。私のこのプログラムへの参加動機は長期休暇を有意義なものにしたい、そして未知のことに挑戦したいというものです。日本語教育指導補助の仕事は書き取り練習のチェック、会話練習の相手や例文の読み上げ、教材作成と多岐に渡りました。日本語教育の専門知識がなくわからないことも多い中、現地の日本語教員の方々は親身に仕事を教えてくれました。生徒たちとも最後は打ち解けることができ、廊下で「先生、こんにちは」と声をかけてもらいやりがいと喜びを感じることができました。高専での授業以外でも博物館やチベット仏教寺院の見学、伝統芸能の鑑賞、草原マラソンへの参加、ゴビ砂漠やテレルジ国立公園の訪問とモンゴルの文化・自然に触れる機会を多く得られました。また滞在先の寮では、現地の学生との共同生活を通じ、多くの交流の機会が得られ、価値観・生活習慣の違いを理解するとともに親睦を深めることができました。今回の活動で私は状況対応力・チャレンジ精神を養うとともに、ほかの文化を理解し受け入れる寛容性を身に付けることができたと思います。活動を振り返ると、私はモンゴルで出会った多くの人たちの助けのおかげで課題を乗り越えることができたと思います。今回の経験を自身の今後の大学での学修・卒業後のキャリアに活かすだけでなく、私を助けてくれたモンゴルの人たちのように他の学生に還元していくことができればと思います。神戸グローバルチャレンジプログラムプログラムを通じて『3つのチカラ』を伸ばそう!国際的なフィールドでの多様な学外学修コース● 学びの動機づけ● 主体的な学修の促進● 国際的なフィールドでの 更なる活動にチャレンジ する精神を育成● 英語運用力の向上● 課題発見・解決型 グローバル人材 となることフィールドワーク型サマースクール型インターンシップ型ボランティア型学生企画型学びの効果卒業時の目標チームワーク力自己修正力課題挑戦力異なる国や環境・文化で暮らす人や異なる立場の人たちと関わり協力して、同じ目標を達成する力自分自身をよりよく成長させるために自らの意思で目標を立てて挑んでいく力プログラムに参加した学生が最終的に身に付ける3つのチカラを測定他者の意見や姿勢から学ぶべき点を発見し、自分の考えや学修を柔軟に修正する力3~4年生卒業時水準0水準1水準2水準31~2年生Kobe University20

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