神戸大学 大学案内
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図書館Library本館1階に設置した、創造的学習のためのオープンな部屋です。 話し合いながら、ゼミ・発表の準備、協同討議等、グループでの学習に利用できます。ラーニングコモンズ本館2階大閲覧室。高い吹き抜けの大アーチ型天井にはステンドグラスのライトアップが施され、重厚で歴史の重みを感じさせる閲覧机が並んでいます。大閲覧室社会科学関係において質量ともに高い評価学内で最も長い歴史と蔵書量を誇る「社会科学系図書館」神戸大学附属図書館は、各学部・研究科の研究領域をサポートする専門図書館と、国際文化学図書館に併設された総合図書館から構成され、六甲台・楠・名谷・深江の4キャンパスに9つの図書館室を置いています。全館で約378万冊の蔵書があり、学生選書ツアーの実施や蔵書のテーマ展示の開催等、学生の読書支援を行っています。各館室は配送便で結ばれ、オンラインのデリバリーサービスにより、希望の受取館への図書の取寄せと、どの館からでも返却が可能になっており、利便性が確保されています。近年はラーニングコモンズの整備等を通し、自学自習や協同学習など様々な学習形態へ適応するため学習環境の提供を促進するとともに、電子ジャーナル・電子ブック・データベースといった教育研究の基盤となる電子情報リソースの整備に努め、大学における学習・教育・研究を支援する活動を展開しています。また学術成果リポジトリ「Kernel」により、神戸大学の研究者が生産した雑誌掲載論文、学位論文などの学術成果を広く収集・公開する事業を推進し、神戸大学の社会に向けた学術的貢献の一翼を担っています。学内でも最も長い歴史と蔵書量を誇る図書館であり、経済・経営・法各学部/研究科・国際協力研究科を主なサービス対象にしています。1933(昭和8)年竣工の本館とその後増築された書庫棟及び管理棟に加え、2004(平成16)年に竣工した総合研究棟「フロンティア館」の一部(B2F~2F)が図書館スペースに加わっています。また本館は、2003(平成15)年に文化庁より登録有形文化財の指定を受けています。旧神戸高等商業学校時代からの蔵書を引き継いでおり、社会科学関係資料において質量ともに高い評価を受けています。また、全国に2つしかない社会科学系の外国雑誌センター館に指定されているほか「震災文庫」も本図書館に設置しています。壁画「青春」(本館2階)被災地の大学図書館として、災害復興や地震研究・防災対策などに役立つよう、阪神・淡路大震災に係わるあらゆる資料を収集して公開しています。震災文庫4キャンパスに9つの図書館室を設置学習・教育・研究活動を強力に支援六甲台地区図書館マスコットキャラクター「うりこ」ⒸKobe UniversityKobe University56

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