大学長インタビュー君たちの活躍の舞台は“世界”神戸大学は、国際性豊かな港町にある学府にふさわしく、グローバル教育に力を入れています。君たちが将来、活躍の舞台となる世界に向かって羽ばたいていけるように、多様な価値観や国際感覚を養う留学制度、海外留学生との交流、外国語教育の充実をはかっています。君たちに寄り添い、君たちの未来を共に創るのは、各専門分野ですばらしい研究をされている先生方です。先生は、学生一人ひとりのやりたいことを尊重し、個々の能力を最大限に伸ばします。もし、入学時に明確な目標を描けていない場合でも、先生のもとで４年間学ぶうちに、やりたいことを必ず見つけられるはずです。先生は、君たちが「神戸大学に入ってよかった」と思えるよう日々の中で君たちに寄り添い幅広い知識や能力を涵養し、夢に向かって羽ばたく将来像を共に描きます。先生から多くを学びとり、世界の舞台で活躍し社会に貢献できる人へと成長していきましょう。夢、情熱、そして少しの貪欲さ私も神戸大学で学んだひとりであり、自分の母校に誇りを持っています。君たちには、大きな夢をもって神戸大学に入学し、素晴らしいキャンパスで充実した学生生活を過ごしてもらいたいと願っています。今、受験を控えている君たちには、勉強や課外活動を思う存分やってほしいと思います。そして、これからの受験に打ち勝つために、夢を叶えるために、強い意志を持って最後まで頑張ってください。神戸大学の学生は、真面目で優秀であり、各分野で活躍している姿を頼もしく思っています。その一方で、ときにはハングリー精神を露わにするのもいいのではないかと感じています。この気持ちを、「人生は、夢と情熱と少しの貪欲さ」という言葉として皆さんに贈ります。迷ったときは前に進んで全力で頑張りましょう。君たちが神戸大学でチャンスをつかみ、神戸大学生として誇りをもって思い描く未来に向かって大きく飛躍することを期待しています。学部の枠を超え、多様性を学ぶ新聞やニュースで伝えられているように、国内外における社会の流動化・複雑化は留まることを知らず、さまざまな課題が山積しています。これらの課題を発見し、解決するために大学で何を学ぶべきか。まずは、自分にとって興味をひく分野について学ぶところからスタートしましょう。これからは、デジタル・知識集約型社会に適応し活躍できる人材の育成が重視されてくるでしょう。君たちには、自分が選んだ学部で専門性を深めると共に、学部の枠にとらわれない幅広い学問の習得を望みます。神戸大学は、文系と理系のバランスが取れた総合大学である強みを活かし、社会とも連携しながら異分野で共創・協働して教育システムを構築し、実践的な卓越人材を育成します。「数理・データサイエンスセンター」はその一例です。データ駆動型社会の到来に対応する数理・データサイエンスのリテラシーを身につけ、データをもとに課題を発見・解決し、その社会的価値を創造する力を養う場として設置されました。２０２２（令和４）年度からは全学的に学べる体制となる予定で、関西地区および国内外のデータイノベーションをさらに推進するものと期待されています。Kobe University5
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