バイオものづくり共創研究拠点先端膜工学研究拠点の中心組織である先端膜工学研究センターでは、エネルギーや環境問題といった地球規模の課題を膜技術で解決すべく、産学連携や国際連携を軸に、研究・教育活動に取り組んでいます。国内唯一の総合的膜研究拠点として、研究設備、人材、ノウハウが非常に充実しており、基礎研究先端膜工学研究拠点会実装に向けた産学連携を加速させています。今後もカーボンニュートラルを加速する為のさらなる研究開発と社会実装、ウェルビーイングや高度医療に資するバイオ製品の開発と社会への供給、バイオ×デジタル融合のさらなる促進による超高機能な研究プラットフォームの構築と社会への展開などに取り組んでいきます。から実用化研究までワンストップで研究開発を実施できることが強みです。この数年で水や空気の浄化膜やCO2分離膜など3件を実用化。当センターが年間に発表する論文の半数以上が国際共著論文となりました。国家プロジェクトにも参画するなど、世界の膜研究をリードする研究者の育成に繋がっています。今年度建設に着手したオープンイノベーション、スタートアップ創出のための新拠点棟を活用し、これまでの取り組みを一層深化させ、日本発の膜技術で社会実装を進めるとともに、新たなビジネス、雇用創出にも貢献したいと考えています。社会システムイノベーション研究拠点医工学研究拠点健康長寿研究拠点本学が有する人文・人間科学系、社会科学系、自然科学系、生命医学系諸分野における強みを社会に活かすとともに、「知と人を創る異分野共創研究教育グローバル拠点」の実現に向け、先進的かつ世界最高水準の異分野共創研究の推進のために、2023年10月にデジタルバイオ・ライフサイエンスリサーチパーク推進機構を設置しました。本機構は本学が世界を先導する領域である「バイオものづくり」「先端膜工学」「医工学」「健康長寿」と、伝統的に強みを有する領域である「社会システムイノベーション」を拠点化し、カーボンニュートラルやウェルビーイングなどの社会的課題の解決を目指します。これらの拠点を日本最大のバイオメディカルクラスターである「神戸医療産業都市」に結集させることを目指し、拠点間の連携を強固にするとともに、神戸医療産業都市に参画する企業・研究機関などと共創しながら、卓越研究の更なる発展による社会実装と、次世代の研究を担う卓越した若手研究者の育成を推進しています。今後は、機構運営で培われた経験を全学に展開・波及させ、新たな研究領域を開拓・育成するために、異分野共創研究を強力に推進し、機構に続く第二、第三の成長エンジンを創出していきます。バイオものづくり共創研究拠点│拠点長・蓮沼 誠久 教授(先端バイオ工学研究センター長)バイオものづくり共創研究拠点では、SDGsの実現に向け、持続可能な資源(バイオマス、CO2等)から様々な製品を製造する「バイオものづくり」技術の開発に取り組んでいます。これまで、再生可能な生物資源を原料に、人類・地球に有用な物質を製造する「バイオものづくり」の新研究領域を開拓し世界をリードしてきました。現在はバイオとデジタルを融合した最先端研究プラットフォームの構築をはじめ、次世代型のバイオ医薬品の創出、先端膜を利用した新規バイオ燃料生産プロセスの構築等で成果を挙げ、社先端膜工学研究拠点│拠点長・松山 秀人 教授(先端膜工学研究センター長)デジタルバイオ・ライフサイエンスリサーチパーク推進機構23異分野共創のフラッグシップ「デジタルバイオ・ライフサイエンスリサーチパーク推進機構」「知」の創出
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