「環境」の創出学内共同管理・支援組織│インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター相談に基づく大学への提案構成員から各種相談への対応相談▶▶ニーズ把握▶▶調査▶▶提案多様な性・ジェンダーに関する基本方針とガイドラインの策定全構成員のためのインクルーシブキャンパスの実現女性比率が増加しています。また、ワークライフバランス支援により男女の平均勤続勤務年数の差異も縮小しています。今後は、女性の上位職への積極的な登用、また次世代女性研究者育成のための土壌醸成についての提言や制度設計も行っていきます。防災イベントを教職員対象に行っていますが、今年度は学生も参加して実施しました。今後は、情報アクセス、環境アクセス、安全を考慮したダイバーシティの推進への提言も行っていきます。学長インクルーシブキャンパスに向けた環境整備▼神戸大学は、2007年より推進している男女共同参画に加えて、2018年12月に「神戸大学ダイバーシティ推進宣言」により、ダイバーシティ(多様性)を推進し、ジェンダー、性的指向・性自認、エスニシティ、文化、宗教、言語、出自、年齢、学歴、心身の特徴などの属性や特性にかかわらず人間として尊重し、それぞれの個性や能力を発揮できる学習・教育・研究・就労環境を整備することを公表しました。2022年9月には、本学が目指す『多様性を尊重し、個性が輝くキャンパス(インクルーシブキャンパス)』をより豊かに実現するために、多様な性・ジェンダーの権利を認識し、偏見と差別をなくすよう、「神戸大学における多様な性・ジェンダーに関する基本方針とガイドライン」を策定するとともに、構成員への啓発活動の一環として、研修動画「多様な性・ジェンダーに関する研修〜知識と理解編〜」を作成し、教職員研修や学生の教材などへ活用しています。本学は、「神戸大学ダイバーシティ推進宣言」とこの「基本方針とガイドライン」を踏まえ、多様な構成員の意思と選択の自由が尊重され、その個性と能力が存分に発揮できる学修、研究、就業環境の整備に取り組んでいきます。本部門は、①女性研究者の増加および研究力向上に向けた取り組み、②女性研究者がライフイベントに関わらず研究を継続できるための取り組み、③女子中学生・高校生を対象にした理系の女性研究者の裾野を拡大する取り組みの3つを柱としています。取り組みの成果として、女性教員比率・教授における本部門は、障害のある学生への適切な修学上の支援を提供するため、全学的立場から障害やアクセシビリティに関する理解促進・意識啓発に取り組んでいます。障害学生に対する修学支援としては、教育機会の均等を目的に、講義受講時や試験時等の配慮案を提示しています。また、例年防災月間である9月に、実際に避難器具を利用する神戸大学インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター本学学生及び職員の健康の保持、増進を図るとともに、多様な属性の違いを活かし、個々の能力を最大限に引き出すためのダイバーシティ及び保健管理に関する先導的組織として、2022年4月に設置しました。3つの部門が相互に連携し、一体となってインクルーシブキャンパスの実現に向けた活動を行っています。保健管理部門構成員向け各種サービスの提供構成員の健康サポート、キャンパスのバリアフリー化、構成員のワークライフバランス支援、LGBTQI+への対応 等障害学生支援部門FD・SD研修、各種全学共通授業、社会へ向けてのイベント、シンポジウム、公開講座などの開催・情報発信学内、地域に対する啓発活動ジェンダー平等推進部門40ダイバーシティ&インクルージョンの推進女性研究者支援インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター ジェンダー平等推進部門(ジェンダー平等推進センター)インクルーシブキャンパスの整備インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター 障害学生支援部門(キャンパスライフ支援センター)TOPICS
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