神戸大学 統合報告書 2023
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■神戸大学創立120周年記念募金■2022年度神戸大学基金の主な給付実績神戸大学創立120周年記念基盤事業学生等への直接的支援として、基盤事業、修学支援事業、新型コロナウイルス感染症対策緊急募金等から、以下のとおり支援を行い2024年3月末まで、下記の事業を実施するための募金を継続してました。受け入れています。その中の寄附者名称記念事業では、有為な人材の育成のため、経●分野間を融合・横断し、先端的な知見や技術を体系化して応用で済的支援を必要とする学生のためなど、卒業生や企業・個人の方きる、傑出する「知」の創出を目的とした研究活動を支援します。からお寄せいただいた冠奨学金によって、学生88人を対象に計●新たな価値の創造を目指し、イノベーションヘの高い意欲を持っ1,996万円を支給しました。た、卓越する「人材」の育成を目的とした教育活動を支援します。●「異分野共創研究教育グローバル拠点」構想を実現するための、● 冠奨学金制度(寄附者名称記念事業)● 困窮学生への奨学金支給(修学支援事業)・・・・・・・・・・● 課外活動への助成(基盤事業、課外活動団体支援)● 新型コロナウイルス感染症対策(学生支援)● 海外からの優秀な留学生への支援● 海外留学・研修派遣の支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19,960,000円12,850,000円13,423,981円4,750,452円13,600,000円3,650,000円2022年12月25日に、創立120周年記念式典を行いました神戸大学への寄附金の多くは高度な学術研究や充実した教育の推進のために役立てられています。一方で、全学的なプロジェクトや、特定の事業の遂行については、2006年に創設された「神戸大学基金」がその役割を担っています。なかでも、困窮学生への経済的支援や、修学と研究などの環境の整備と充実、また国際交流に資する海外派遣の助成や留学生への支援、課外活動やボランティア活動への支援など、学生の学修とキャンパスライフの質の向上は国からの運営費交付金では十分に対応できない分野であり、寄附金によるサポートが欠かせません。本学は2022年に創立120周年を迎え、さらなる研究·教育の環境様々な「環境」の整備を目的とした事業を支援します。●修学環境の向上、海外留学・派遣の助成、留学生の受入拡大、東京オフィスにおけるキャリア形成支援、キャンパスライフの充実の応援と補助など、大学の行う各種活動の財政的基盤を強化します。神戸大学基金神戸大学基金から「課外活動団体支援」を受けて活動を行うアメリカンフットボールチームレイバンズ神戸大学基金から「優秀な留学生への支援」を受けて本学で修学する留学生整備、先端分野における継続的な挑戦、地域貢献と国際交流の促進など、社会の発展に寄与する様々な事業を推進しています。「神戸大学基金」は、その財政的基盤を強固にするものです。また、それだけではなく、「神戸大学基金」を通じた寄附者の方々との結びつきは、研究と教育の両輪において新しい時代を見据えた「傑出する“知”を創る」「卓越する“人材”を創る」「研究教育“環境”を創る」という本学の戦略、加えて本学が目指す「異分野共創研究教育グローバル拠点」の実現などについてご理解いただくための機会とも考えています。47神戸大学の挑戦をサポートする「神戸大学基金」「財」の循環

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