就職活動では職業観に基づいた情報収集が重要神戸大学の就職支援就職活動から得られるもの学生から社会人になるとは現行の就活ルールに従いますと、形式上は、企業の説明会から選考活動開始まで3か月と極めて短期間しかないことになります。そこでそれ以前に十分な業界や企業研究をせず、また先輩や親など身近な人間関係の情報に頼った活動を始めてしまうことも度々起こります。ひたすら内定を獲得することがゴール化してしまうということは長い目で見て決して良い結果を生むわけではなく、早くから職業について考えること、職業や業界、企業について情報収集をすることが重要となります。神戸大学ではキャリアセンターだけではなく、学内にある様々な機関・団体がネットワーク型の連携・協力をしながらオール神戸大で皆さんの就職活動を支援しています。企業見学会、卒業生交流会、学生の皆さんが進んで参加しようと思うような形で、社会や社会人と接触する機会を増やしていきますので、是非こちらにも積極的に参加してください。就職活動とは人材を採用したいという企業や組織と、職業を得たいという学生とのマッチングを行うプロセスです。受験プロセスには、点数という共通の物差しがありますが、就職活動はこれとは根本的に違います。自分を活かせる企業・組織を早めに知ること、い/正当に評価してくれない、とどのようにアピールすればよいのか知ることに努力すべきといえます。く社会を知ること、そして自分自身のことを理解し、自分を成長させる機会ともいえます。大学の就職活動支援を上手く利用して納得のいく活動をしていくことを心から願っています。ス(授業を含む)を受ける』という受け身の存在ですが、社会人は『企業に利益という成果をもたらすことで対価(=給料)を得る』という色々な場面で能動的なアクションが必要となる存在です。が自分のことをわかってくれないう点でつまずきがちですが、会社や周りの人たちはあなたが発信しない限り理解はしてくれません。就職活動は学生目線ではな学生は『学費を払ってサービ社会人になると、周りや上司評価にしても、学校のテストの点数とは違い、定量的に測れるような成果ばかりではないため、自身の行ったことをいかに評価してもらえるように説得できるかという点が重要です。常に考え続けることが必要となります。わからないことがあれば自分から聞く、できないことがあれば自分から言う、なんとなくではなく意志を持って行動しましょう。自分から発信するためには12
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