This is SHINDAI 神大生による等身大の受験アドバイス本(勉強内容編)
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49 無機化学 無機化学は暗記する量が多く、またそれらを正確に暗記する必要があります。そのため、講義系の参考書で暗記し、正確に覚えられているかを問題系の参考書で実際に問題を解いてみて確かめるというサイクルを定期的に行うのが良いでしょう。 講義系 教科書をさらにわかりやすくしたもので、問題を解くための知識を理解しながら暗記できるものが多いです。また1周目で全て暗記しきることは難しいので、何周も読み込むのが良いでしょう。 ◎おすすめ参考書 『鎌田の理論化学の講義』『鎌田の有機化学の講義』『福間の無機化学の講義』 知識や暗記すべき点がわかりやすくまとめられており、基礎固めとして使えます。筆者は問題を解いていてわからなくなったときにも読んでいました。また、模試の後に苦手な単元の復習としても活用できます。 問題系 講義系で暗記した知識を活かせるか確認するために用います。また化学の問題はある程度解法が決まっているものも多いので、演習をこなし、解法を暗記してしまいましょう。 ◎おすすめ参考書 『基礎問題精講』(標準)、『実践化学重要問題集』(標準〜応用) ともに講義系で暗記したことを覚えているか、どのくらい出来ているかの確認と、問題量をこなし実践的な力をつけるために使えます。どうしてそうなるのか、なぜこのような解き方をするのかなど、疑問が出てきたら講義系に戻って確認します。 その他現役神戸大生が使用していた参考書 講義系:宇宙一わかりやすい高校化学、化学の点数が面白いほどとれる本 問題系:セミナー化学基礎+化学(基礎〜標準)、リードα 使い方

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