50 使い方 生物 生物には論述問題があり得点源にするには重点を置いて対策する必要があります。また神戸大の生物は記述問題が多いので、基本的な知識は暗記しておく必要があります。生物の参考書としては、講義系と問題系があります。 講義系 教科書をさらにわかりやすくしたもので、問題演習に必要な知識をインプットするために使います。また、単語、仕組みなどを単純に暗記するより、それぞれの単語や仕組みの結びつきを意識して暗記すると、覚えやすくなる上、論述対策にもなります。生物用語を説明できるように練習するのもおすすめです。 ◎おすすめ参考書 『大森徹の生物 実験・考察問題の解法』 『大森徹の生物 遺伝問題の解法』 『大森徹の生物 計算・グラフ問題の解法』 筆者は受験期を通して、知識の暗記や解法の理解のために使っていました。根本の原理などにも言及されているので、二次試験の論述対策にも利用できます。 問題系 講義系で覚えた知識を実践していきます。暗記できておらず、問題を解いていて苦手に感じた単元は、講義系の参考書にもどって復習するのが良いでしょう。解説を深く読むことで論述の仕方を覚えていくことができ、論述問題の対策にもなります。 ◎おすすめ参考書 『セミナー生物基礎+生物』(基礎〜標準)、『実践生物重要問題集』(標準〜応用) 知識の暗記、理解の確認として前者を、問題量をこなし実践的な力を身につけるために後者を使うことができます。 その他現役神戸大生が使用していた参考書 講義系:生物合格77講
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