神戸大学広報誌『風』 Vol.21
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Action-3大学生協による食育13全体 TOP 5No. 1 ライスS 15,832No. 2 かき玉汁 14,771No. 3 ライスM 14,676No. 4 チキンフリッター 13,586No. 5 味噌汁 11,199全食堂の中で最も売上数の多い主菜、副菜、汁物をバランスよく小鉢部門 TOP 3No. 1 チキンフリッター 13,586No. 2 ほうれん草胡麻和え 10,732No. 3 ミニサラダ 7,035主菜部門 TOP 3No. 1 ハンバーグおろしソース 2,036No. 2 チキン香草焼き 2,016No. 3 鯖生姜煮 1,998(調査期間2022年10月~11月)▲日替わりハラルランチ + Sライス 424円(税込)食べている神大生の様子がうかがえる 神戸大学生活協同組合も加盟する大学生協事業連合(関西北陸地区)のもと、多くの大学の食堂メニューが共通化されてきた。しかし神戸大学の学生食堂は今も独自メニューを考案、提供する裁量を持つ。支えているのは長く独自仕入れで運営してきた実績と、専任の3人の管理栄養士の存在。管理栄養士の加藤真理子さんは「そもそも管理栄養士のいる食堂が珍しい」と話す。 管理栄養士がいる強みを生かし、神戸大学では多くの野菜が取れる主菜と副菜を組み合わせたオリジナルの「バランスセット」などを提供。栄養が偏らないメニューの選び方を教示する。「卒業するまでに正しい食生活を身につけてほしい」と、同じく管理栄養士の幸福淑恵さん。管理栄養士が悩みに答える食生活相談も人気で、開けば多くの学生が参加する。「職員なので食堂のメニューに絡めたアド▲▲ 学生食堂のデータを教育にも活用中!神戸大学は神戸大学生活協同組合と共同研究契約を結び、学生食堂の売上数データをデータサイエンス教育に活用している。データサイエンスPBL演習では、学生がデータから食堂の課題を見つけ、解決策を提案するプログラムが実践されている。▲食生活のアドバイスが丁寧に書き込まれた「分析結果のお知らせ」バイスも可能です」(加藤さん)。コロナ禍の間はオンライン対応がメインだったが、今年は11月上旬に各キャンパスで、3年ぶりの対面実施を計画する。 一方、6月12日、ムスリム、ベジタリアン、ヴィーガンら向けのメニューを揃える「ランス・ハラル・ベジ・ダイニング」が3年ぶりに営業を再開した。「勉強したいのに食事に時間を取られる」という留学生の声から加藤さんが設置に尽力した食堂だ。コロナ以前は日本人学生を含め、毎日100人程度が来店。国際色豊かな神戸大学らしい食堂として人気を博したという。賑わいを取り戻したキャンパス。3人の管理栄養士が工夫を凝らす食堂をぜひ巡ってほしい。▲左:加藤さん、右:幸福さん工学部食堂 売上数ランキング学生の食生活に寄り添う、食堂の管理栄養士

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