神戸大学 法学部案内 2023
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88 社会のグローバル化が進展する中で、日本でもそうした場面で活躍できる人材を養成する必要性が強く自覚されています。国境を超えたビジネスに関する職務に従事する専門家の需要も急速に高まっています。神戸大学はその人文社会科学系の国際化に向けた取り組みとして、グローバル人材の育成を推進しており、法学部はその中心的な取組部局の1つです。 法学部では、海外からの学生を交換留学などで年間十数名程度受け入れているほか、学生の国際模擬商事仲裁大会への派遣、法経連携専門教育プログラム(エコノリーガル・スタディーズ)、英国の大学との研究ワークショップなどを中心として海外大学での研究発表の機会を提供するなど、学生が海外で自分の能力を試す機会を支援するプログラムを設けています。参加する学生は、準備のためにゼミやプログラムで教員から研究指導を受け、渡航費用の支援を受けることもできます。 法学部では、国際的に高い評価を得ている海外の大学と協定を結び、学生の双方的な交換留学を積極的に推進しています。交換留学生として海外の協定大学で学業に取り組む人達には、資金援助も含め充実したサポートが提供されます。交換留学プログラムには、神戸大学全体で、学術交流協定を締結している協定校への留学(全学協定)と、法学部・法学研究科で、学生交流協定を締結している協定校への留学(部局間協定)の2種類があります。現在、本学と全学協定を結んでいる海外の大学は46校、部局間協定を結んでいる大学は38校に上ります(詳しくは、本学及び本研究科のウェブサイトをご覧ください。全学協定については https://www.kobe-u.ac.jp/international/study-abroad-programs/exchange/index.html#list、部局間協定については http://www.law.kobe-u.ac.jp/pdf/undergraduate/students/exchange2021.pdfに挙げています)。いずれのプログラムも、神戸大学グローバル教育管理システム(GEMs)を利用して、プログラムへの応募や留学のための奨学金申請など、さまざまな留学手続をオンラインで簡単に行うことができます。 また、海外の法律事務所で1ヶ月以上にわたるインターンシップに参加するプログラムに参加することもできます。 法学部では、法学や政治学の知識以外にも、さまざまなことを学ぶことができます。例えば、海外交流・交換留学などを通じて、近年特に重要視されているグローバル社会で活躍できる能力を身につけることができます。神戸大学法学部の特長③ プラスαの学び海外の学生との交流交換留学やインターンシップ

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