神戸大学 大学院工学研究科・工学部 2022
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メディカルMEMS計算バイオメカニクス異物付着防止表面修飾技術抗ガン活性ゲル金属系生体材料精密反応解析疲労強度評価工学シーズ流体工学流体工学材料工学材料工学[工学研究科][工学研究科]医療デバイス創製医医療デバイス創製医工学研究センター工学研究センター応用化学工学応用化学工学MEMS工学MEMS工学ロボット学ロボット学精密加工工学精密加工工学独自シーズ基礎研究上市製販企業医学ニーズ肝胆膵外科腎泌尿器科放射線腫瘍科医学研究科整形外科呼吸器外科独自シーズ応用研究血流数値シミュレーション生体適合性ソフトマテリアルマイクロ手術遠隔操作テーラーメード加工新機能金属デバイス創製有機的連携心臓血管外科食道胃腸外科臨床応用研究国産医療用デバイスの創製は喫緊の社会的要請とされています。本研究センターでは工学研究科の研究シーズを「使われる医療デバイスならびにシステム」の創製へ結実させることを目的としています。その活動として、医療デバイス創製に向けた工学基礎研究および臨床適用に堪えるデバイスを具現化するための応用研究を推進し、新しい学問・研究領域を先導します。また、医療機器製造販売企業や大学発ベンチャー企業との連携により、神戸大学発の研究成果を社会実装するための研究開発を加速します。臨床応用の大きな出口の一つとして、外科や内科で用いられる医療用デバイスの創製を目指しています。ここでは、新しい医療用材料の開発研究のみならず、生体内で起こる力学的応答や体液循環などの物質移動を理解するための基礎研究、医療用デバイスの精密加工技術、マイクロプロセス技術、手術用ロボティクス、ナノマテリアルの創製など各種システムを構築するための応用研究に精通している工学系教員が中心となり、研究を先導します。また、本学医学系教員との間で、実用化に向けた取り組みの方向性や着地点を協議することにより、臨床応用研究を推進しています。最終的には医療機器製造販売企業との連携により、社会実装のスピードアップを図ります。<災害に強い、しなやかな社会の創造をめざして>災害に対して回復力、復元力(レジリエンス)を発揮できるしなやかな都市は同時に住みやすい都市(リバブルシティ)でなければなりません。こうした社会環境を実現していくためには、都市空間を形成する物的環境のみならず、人々の行動や規範、制度なども含めた統合的な視野に立ち、学術的な知見や研究成果を実装していく「デザイン」が求められます。神戸大学において培われ、蓄積されてきた減災社会実現のための様々な知見を、「デザイン」を通して社会実装していく手法の開発を行っていくための研究拠点として、国内外の機関と相互補完し、国際的な視野で安全・安心な世界の実現へ向けたネットワークを構築します。同時にCResDは神戸大学の機能強化プロジェクトの一つ「未来世紀都市学」研究ユニットに参画し、文理融合の更なる進化に取り組みます。Graduate School of Engineering / Faculty of Engineering, 減災デザインセンター(Center for Resilient Design (CResD))医療デバイス創製医工学研究センター(Medical Device Fabrication Engineering Center)KOBE UNIVERSITY

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