教養教育院幅広い教養「人材」の創出│学部学生（2025年新設）海洋政策科学部農学部工学部システム情報学部医学部専門的知識能力文学部国際人間科学部法学部経済学部経営学部理学部神戸大学では、自ら地球的課題を発見し、その解決にリーダーシップを発揮できるグローバル人材へ育成することを目標としています。全学部学生を対象とする教養教育では、本学の学生が卒業時に身につけるべき共通の能力を「神戸スタンダード」として定め、複眼的に思考する能力（専門分野以外の学問分野について基本的なものの考え方を学ぶことを通して身につける複眼的なものの見方）、多様性と地球的課題を理解する能力（多様な文化、思想、価値観を受容するとともに、地球的課題を理解する能力）、協働して実践する能力（専門性や価値観を異にする人々と協働して課題解決にあたるチームワーク力と、困難を乗り越え目標を追求し続ける力）を身につけることを目的としたカリキュラムを提供しています。また、デジタル社会に適応できるリテラシーを涵養するために、数理・データサイエンスセンターにおけるAI・データサイエンス教育体制とその環境を整備するとともに、学内においてデジタル・トランスフォーメーションの推進体制を強化し、ハイブリッド型教育を取り入れ、時空間の制限を軽減し全学共通教育及び専門教育の質を向上させます。神戸大学では、「多様な価値を理解し、価値創造の考え方やプロセスを俯瞰的にとらえられる人材」を育成するため、神戸大学バリュースクール（通称：V.School）をコアとした価値創造教育のフレームワークを構築・実践しています。本学は、世界で初めて価値創造教育を体系化し、2020年4月にV.Schoolを設置しました。V.Schoolは、全学横断的な研究教育機関として、縦割りの学問領域に横串を通して新しい価値創造教育を展開するとともに、各専門分野で進められている様々な価値創造研究をさらに発展・展開させるためのプラットフォームとして位置付けられ、その活動には神戸大学の全学生及び学外の研究者や実務家が参加できます。社会をリードできる誠実さ（倫理観）と起業家精神（アントレプレナーシップ）をもった人材を育成するため、アントレプレナーシップセンターを2021年10月に設置しました。センターでは、神戸大学の全学の学生・社会人を対象に、(1)教育、(2)実践、(3)起業支援を3つの柱とした運営を行っています。国際的に卓越したアントレプレナーシップ教育と実践プログラムを提供することにより、自ら課題を設定し、創造的に解決できる能力を身につけたアントレプレナーの輩出を目的としています。神戸スタンダードに定める3つの能力を身につけた神戸大学は、海外に3つの包括的海外拠点と5つの海外拠点を設置し、64ヶ国・地域にある382の大学・研究機関と学術交流協定を締結し、短期・中期・長期の魅力ある各種プログラムによる派遣・受け入れを促進しています。2011年にオックスフォード大学（英国）と協定を締結し開始した「神戸オックスフォード日本学プログラム（KOJSP）」では、オックスフォード大学アジア・中東学部日本語専攻の2年生全員が神戸大学で1年間学習するという、ユニット受け入れ型のプログラムを立ち上げ、キャンパスの国際化にも貢献しています。2011年度から開始された文部科学省の「大学の世界展開力強化事業」においては、これまで複数のプログラムが採択され、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受入を行っています。グローバル人材の輩出自ら地球的課題を発見し、その解決にリーダーシップを発揮できる人材を育成31価値創造教育アントレプレナーシップ教育国際教育異分野共創的な知や神戸スタンダードを備えたグローバル人材の育成
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