2021年4月に学長に就任して以来、「知と人を創る異分野共創研究教育グローバル拠点」として進化・発展し続けることを神戸大学の長期ビジョンとして掲げ、様々な改革を進めてきました。なかでも、特色と強みを持ち、地域と世界に貢献する世界トップレベル研究拠点の形成に向けて、デジタルバイオ・ライフサイエンスリサーチパーク(DBLR)を設立し、先端的な研究に取り組んできました。2023年度に文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に本学の提案「バイオものづくりの卓越した基礎研究と社会実装の両輪で世界をリードするイノベーションを継続的に創出する地域中核のグローバル・イノベーション・キャンパス」が採択されたことは、その改革の大きな成果の一つと言えます。今後、本学の強みを結集したDBLRを中心に、イノベーションの創出と社会実装を力強く推進するとともに、地域の中核として地元・神戸市と密に連携し、地域産業の活性化を実現します。これらの取り組みを通じて、神戸大学全体をグローバル・イノベーション・キャンパスへと変革させていきます。(知の創出P.25、環境の創出P.39)03トップステートメントTop Statementグローバル・イノベーション・キャンパスへの変革に向けて
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