TopStatement 「KU VISION 2030」です。「KU VISION 2030」では、教育、研究、医療、情報、国際、財務、施設の戦略やガバナンス体制といった、本学の現在と見つめる未来を詳しくご紹介していますので、ステークホルダーの皆様にもぜひご覧いただき、ご意見をお寄せいただければ幸いです。です。近年、経済面やキャリアパスの不透明さなどを理由に博士課程へ進学する学生が年々減少していることを踏まえ、本学では、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)により、「異分野共創による次世代卓越博士人材育成プロジェクト」を立ち上げ、グローバルに活躍できる卓越博士人材の育成を行っています。また、高等学術研究院卓越准教授・教授制度や若手教員長期海外派遣事業、優秀若手研究者賞などの各種制度を設け、若手研究者の活躍に向けた支援を行っています。また、女性研究者の育成にも注力してきており、学内のジェンダーバランスの改善に取り組み、多様性のある研究教育環境を創ってまいります。(人材の創出P.31)おけるDXの推進は非常に重要です。大学経営の方針決定に重要な情報分析機能を担うIR体制は、データが一元化されておらず、整備・強化が必要であると感じています。そのため、2024年7月1日付で戦略企画室情報戦略部門を改組するとともに、戦略的な取り組みの立案のために必要な調査・分析を行う総合IR戦略部門を新たに設置しました。また、大学のDX戦略についても教育・研究・業務の各面において時代の流れを捉え、そして教職員のニーズに応えられるよう事業を推進していきたいと思います。減、働き方改革等、国立大学を取り巻く環境は厳しいものがあります。その中においても、世界から選ばれる大学となるべく、それぞれの領域の垣根を越えて、構成員一丸となって厳しい難局を乗り越えて、強みと特色のある、そして世界トップレベルの研究のできる地域中核大学として発展し、地域社会、そして世界に貢献してまいります。本学の挑戦と決意にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。ふじさわまさと04KU VISION 2030本学の長期ビジョンをより具体的に示したものが次世代を担う人材の育成次世代を担う優秀な人材の育成は、大学の大きな使命藤澤 正人1960年兵庫県生まれ。1984年に神戸大学医学部医学科を卒業、1989年に神戸大学大学院医学研究科博士課程を修了。2002年川崎医科大学教授、2005年神戸大学大学院医学系研究科教授に就任。2014年医学部附属病院長、2018年学長補佐、2019年医学研究科長を経て、2021年4月に学長就任。専門は腎泌尿器科学。2015年から2019年まで日本泌尿器科学会理事長。国産初の手術支援ロボット「hinotoriTM」の開発に携わるなど、産官学連携のもと先端医療技術の開発を目指し、研究教育活動を行っている。経営戦略の強化に向けて経営戦略に役立つIR体制の確立、教育・研究・業務にステークホルダーの皆様へ人口減少、グローバル化の加速、運営費交付金の削
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