神戸大学広報誌『風』 Vol.22
17/24

大学院学部大学院 経営学研究科経営学専攻経営学科医学研究科地域社会医学・健康科学講座医学科経営学部医学部吉田研究室法医学分野あんな研究こんな実習17学学部部学生コメント学生コメント#エフェクチュエーション #マーケティング #社会とのつながり#兵庫県 #犯罪捜査 #法医学吉田 満梨 大学院経営学研究科准教授 価値を創造するマーケティングの理論を学び、現実の課題とのつながりを解して、この適応を目指します。3年次はグループワークで理論を実践に適用し、4年次には各自が設定したテーマで卒論に取り組みます。ゼミの一人一人が発表・ディスカッションをしながら独自の結論を導くプロセスを進めます。ゼミは学びと自分自身についての理解を深める貴重な機会です。当ゼミ生の就職先は大手メーカーや大手流通企業、金融、広告代理店などさまざま。自分の特性を理解して価値を生み出せる場所を見つけて欲しいと思います。近藤 武史 大学院医学研究科講師 近年、死因究明への機運が高まっています。神戸大の法医学分野は阪神間を除く兵庫県全域で発見された異状死体の解剖に従事し、犯罪捜査や公衆衛生の向上に貢献してきました。正確な死因の特定は勿論のこと、法医循環器病理学に主眼を置き、死因診断技術の向上を目指して日夜研究を続けています。神戸市には監察医制度があり、教員は非常勤監察医を兼務。兵庫県監察医務室とは解剖室を共有し、協力関係にあります。これらを背景に先日、兵庫県警察本部刑事部長より感謝状をいただきました。【三村尚文さん】Q1:先生はどんな人? とても優しくて何でも相談できる先生です。私は先生の人柄でこのゼミを選びました(笑)。商品開発企画に取り組んでいる中では些細なことでも相談しやすく、とても頼りにしていました。ゼミ内での交流を深めることも大切にしてくださる先生です。Q2:勉強だけに追われませんか? ゼミは週に1時間ですが、商品開発企画に取り組んだときは時間外の活動もありました。ただ体育会の忙しい部活に所属する私でも問題なく両立できています。心配は無用。同期もバイトやサークルなど忙しい人はいましたが、みんな両立できていましたよ!【山崎元太郎さん】Q1:どうして神戸大学に? 私は他大学の出身です。母校も考えましたが、全国でも解剖数が多い、ということで神戸大学の大学院を選びました。法医学教室を見学した際に担当してくださった先生が親身になっていろいろ相談に乗ってくださったことも決め手になりました。Q2:どのような毎日ですか? 医学研究員として日中の半分は臨床医。残りの半分は法医学教室で比較的自由に研究に従事しています。全国的にも解剖が多いのが神戸大学の特徴なので、実際に関わった珍しい解剖事例をケースレポートとして学会発表や論文投稿することも多いです。日々お忙しいことと思いますので、どうぞ体調にお気をつけてください。たまに着物姿でゼミに来られるのですが、めっちゃ似合ってます!学びとともに学びとともに自分自身を理解自分自身を理解犯罪捜査や犯罪捜査や公衆衛生の向上に公衆衛生の向上に貢献貢献

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る