神戸大学広報誌『風』 Vol.22
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18 神戸大学広報誌「風」Vol. 22 「海か山かと問われれば、海が好き」と話す細見さん。開放的で自由な雰囲気、海外に向けて港が開かれ、外の文化を積極的に取り入れる神戸の街に惹かれた。そして、なによりも神戸大学にはアメリカンフットボール部「RAVENS」がある。これが大学選びの決め手になったという。アメフト中心の大学生活。学内のクラブ活動で、唯一、1部リーグで戦っていたのがアメフト部だった。当時は京都大学が日本を制覇するなど、国立大学のアメフトが盛り上がった時期でもあった。学内の期待、そして神戸大学の名を背負っている重圧はあったが、所属ゼミの伊賀隆教授も体育会の活動に理解を示し、学業との両立をサポートしてくれた。 4年生の引退とともに主将に就任した。そこで直面したのが代替わりによる戦力の弱体化だった。それまでのレギュラーは4年生が中心。学生トップレベルの京都大学にも勝利する実力があった。しかし、彼らの引退で選手層が薄くなり、経験の(写真左)4年生 西宮にてチームづくりと勝利の戦略株式会社ファミリーマート代表取締役社長社会人としての基盤をつくった学生生活細見 研介さん

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