神戸大学広報誌『風』 Vol.22
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8 神戸大学広報誌「風」Vol. 22特集3つながる地域近藤 民代 教授 1995年1月17日、阪神・淡路大震災―。この震災の2年後に研究者の“反省”から始まった市民参加のゼミがある。「RCUSSオープンゼミナール」だ。安全で活力ある都市の創出を目指す「神戸大学都市安全研究センター(RCUSS)」が主催してきた。 単に大学の知見を伝えるのではなく、市民とともに考え、学び合う場は多くの人を巻き込みながら現在までつながり続けてきた。今年、開催300回を迎え、これまでの参加者はのべ数千人超。災害の脅威に対し、私たちはどうすれば強くなれるのだろう。終わることのない“学び”震災から社会とともに北後 明彦 名誉教授室崎 益輝 名誉教授

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