神戸大学 環境報告書 2024
32/45

計神戸大学の環境パフォーマンス全学の事務用紙類の使用量特定施設届出管理の強化使用量(t)使用量(t)使用量(t)0.10 0.38 0.31 0.25 0.23 0.21 特定施設受付簿2023年度使用量(t)前年度比増減率(%)2019年度比増減率(%)12.7 -23.8 0.349.7 161.5 0.2833.3 -61.6 12.7 -23.8 表9 全学の事務用紙類の使用量2019年度2020年度2021年度2022年度品  目使用量(t)コピー用紙187.53 127.11 128.13 126.77 142.87印刷用紙(白黒用)0.13 印刷用紙(カラー用)0.73 188.39 127.46 128.74 127.29 143.49 図9 全学用紙使用量特定施設届出対応状況一覧表 2019年度から2023年度までの事務用紙類に関する使用量推移を、下表に示しました。2023年度は前年度比で、12.7%(16.2t)増加しました。ポストコロナへの移行が進み、オンライン/ハイブリッド型の授業や会議の実施頻度が減ったことなどが影響していると思われます。なお、コロナ禍前(2019年度)と比較すると23.8%削減しています。 引き続き、ペーパレス化、両面印刷、集約印刷および使用済みコピー用紙の裏側使用の普及を図り、削減に努めます。 水質汚濁防止法に基づく特定施設は、主として実験研究に用いる洗浄流し台やドラフトチャンバー、病院においては、厨房、洗浄、入浴施設等が該当します。学内には合計で2000以上の特定施設があり、新設、変更、廃止ごとに、事前事後の法律に基づく行政への届出が必要です。その際、確認を要する階層は、部局、本部、行政と多数あります。 また、特定施設に係る法律は、水質汚濁防止法、下水道法、土壌汚染対策法等関連する法律が多く、複雑であり理解は容易ではありません。そして、行政に提出する届出資料は、記載内容が多く、法律知識と並行して化学物質の管理知識も必要となります。以上のような状況のため、届出書類に修正が発生すると、どの資料が、どこまで処理されているのか、また、修正にあたりどのような説明が必要になるのか判断が難しくなります。 そこで、特定施設の手続きを漏れなく確実に実施するため、特定施設の受付簿と届出対応状況の一覧表を作成、管理することにしました。管理においては、依頼を受けた時点で整理番号を付与し、受付簿に記載すると同時に、部局とのメールやり取りや管理フォルダの名称に整理番号を使用することにしました。 この対応により、特定施設の届出管理を抜け漏れなく効率的に行うことができるようになりました。

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る