神戸大学 環境報告書 2024
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□□□□□学長メッセージ/センター長メッセージ/環境憲章持続可能な社会の実現に向けた戦略大学概要/環境保全のための組織体制環境に関する教育研究とトピックス神戸大学の環境パフォーマンス第三者意見環境保全推進センターの活動環境保全推進センターの活動神戸大学にご入学される□新入生の皆様□ご入学おめでとうございます。□さて、神戸大学環境保全推進センターでは、全学の環境保全活動の推進に係る計画の策定、環境教育の□支援、環境汚染物質の分析、環境報告書の作成などの業務を行っています。□昨今、河川や沿岸域のみならず外洋にまで流れ込む『海洋プラスチックごみ』が問題視されています。□また、地球規模でプラスチックごみを減らす取り組みとして、レジ袋に替わってエコバッグを持参する□市民が増えています。□神戸大学にご入学される新入生の皆様が「陸の環境」と「海の環境」に高い意識を持ち、プラスチック□ごみを減らす行動を期待して「神戸大学エコバッグ」を配布いたします。□このエコバッグには、神戸大学のロゴマークと公式マスコットキャラクター「神大うりぼー」が描かれ□ています。綿織物の生地を使用して、日々の携帯性も考慮して折りたためるよう□工夫しました。□教科書や専門書の購入時、日用品や食料品の購入時などに、このエコバッグを□使用していただいて、地球規模で深刻化するプラスチックごみ対策に自分事とし□て取り組んでいただくことを期待しています。□お問合せ先□:□神戸大学□施設部設備課□環境管理グループ□□□□□□□□メールアドレス□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□令和5年4月吉日□神戸大学環境保全推進センター□今後の環境保全活動を□推進していくうえで、□参考にしたく考えてい□ますので、アンケート□にご協力ください□アンケート□フォーム□用紙にリンク□□□神神戸戸大大学学エエココババッッググのの配配布布ににつついいてて□□eco活動見学会2023の開催神戸大学エコバッグ摩耶埠頭にて渡船に乗り込むところ神戸沖埋立処分場での見学のようす神戸大学エコバッグエコバッグ配付時に添えるメッセ-ジ文バッグ配付時に添付しました。このメッセージを添えることにより、この eco活動見学会は、本学の学部生から大学院生まで広く学生を主な対象とし、学外におけるさまざまな環境関連施設の見学をとおして、環境に関する視野を広げる機会を提供することを目的とし、毎年開催しています。5回目となる今回は、大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪湾フェニックスセンター)神戸沖埋立処分場を見学しました。  神戸沖埋立処分場は大阪湾に設けられた4つの最終処分場のうちの一つで、本学六甲台キャンパスからは大阪湾を見下ろすと六甲アイランドの南に眺められます。ここでは、近畿2府4県の169市町村より、焼却灰や燃え殻、破砕された鉄くずなどの廃棄物を受け入れています。 こうした自治体の広域連携により廃棄物の最終処分を行っているのは、現在、大阪湾のみとのことでした。 はじめに、同センター兵庫建設事務所にて大阪湾フェニックス計画の紹介や神戸沖埋立処分場に関する解説を聴講し、その後、隣接する摩耶埠頭より作業員用の渡船に便乗して現地へ渡りました。現地では、揚陸桟橋・埋立現場・水処理プラントを見学しました。普段、来ることのできない人工島は、わたしたちが用い、そして捨てたモノが、焼却されたのちにたどり着き、自然環境へ還される場所でした。そうした感慨深い景色を前に、参加した学生は解説者の説明を熱心に聞き、活発に質問しました。 この見学会では、同センターのご厚意により、通常とは異なる日時に開催していただきました。 さらに、見学会終了時間を過ぎても止まらない学生からの質問にも、丁寧にお答えいただきました。関係者の皆さまには、この場をお借りして、深くお礼申し上げます。開催日時:2023年12月1 日(金) 会  場:大阪湾広域臨海環境整備センター神戸沖埋立処分場参 加 者:学生、教職員12 名 神戸大学の環境憲章では、「率先垂範としての環境保全活動の推進」を基本方針の一つとしています。 この基本方針を実践するために、神戸大学のロゴマークを印刷したエコバッグを作成し、2023年4月に入学される学生を対象に配付しました。 また、地球レベルで環境保全に取り組むためには、個人が考え行動することが最も大切なことから、新入生へ宛てたメッセージを作成し、エコ環境啓発活動の趣旨を新入生に伝えるとともに、地球環境保全に対する意識が向上することを期待しています。

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